ホーム » 小説 » 小説/た行 » 秘密〈タプ〉(小松左京)

570 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/29(金) 12:19:50
ちょっと前に読んだ小説

アフリカグッズ好きの夫(※漆原教授ではない)と妻と地方都市で暮らしている。
ある日夫の妹がたまたま掃除中に遊びにきて掃除を手伝うことになるのだが
埃をかぶっていた一体のアフリカ人形にツバ付けてこすったところ呪いが復活してしまう。

とつぜん夫は妻に「おまえが食べたい」と言い
妻も悲しそうな顔しながら「あなたが食べたいなら…」と抵抗しない。
夫は庭に妻を蒸し焼くための穴を掘り出す。
ええ~と思ってる妹に「近所の植物園でバナナの葉を貰ってきなさい」。
泣きながらチャリでバナナの葉を貰いにいく妹。
バナナの葉を持って帰ってくると既に妻は殺されブツ切りにされていた。
蒸し焼きの準備を始める夫。

翌日家に妻の兄たちがやってくる。みな「夢に妹(妻)が出て助けを呼ばれた」そうだ。
惚けたまま家にいた妹から事情を聞き山に逃げたという夫を追う。

しばらくして妹は近所のおばさん、警官、あと偶然聞きつけた新聞記者らと山にやってくる。
妻兄たちはすぐ見つかったが既に夫は妻兄たちに殺され肉片にされていた。
「あの人形にはむかし夫に焼かれて食べられた女の鈍いが詰まっていた
 一旦解放された呪いを収めるにはこの夫の肉をみなで食べて心のうちに仕舞って終わらせないといけない」
とオカルトに詳しい妻兄が言いその場の雰囲気でみな納得して近所のおばさんに至るまで肉片を食べる。
「さあこれで呪いは終わった 何事も無かったことに」で終わりだった。


578 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/02/29(金) 14:31:04
>>570
小松左京の「秘密(タブ)」な。
原文はもっと深いから買ってきて読むといい。

 

霧が晴れた時 (角川ホラー文庫―自選恐怖小説集)
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