ホーム » 小説 » 小説/さ行 » 死のロングウォーク(スティーブン・キング)

927 名前:キング「死のロングウォーク」1/2 投稿日:2008/06/21(土) 14:59:10
キング「死のロングウォーク」

時代の設定は不明だが、舞台はアメリカ。
この時代のアメリカでは有志の少年100人による
ウォーキングイベント、「ロングウォーク」が毎年開催される。
これだけだとすっごいさわやかなイベントっぽいけど、
この「ロングウォーク」は100人が一斉に同地点からスタートし、
ゴールの設定はなく、最後の一人が生き残るまで、
つまり他の99人が行き倒れるまで続くという過酷なもの。
参加者(ウォーカー)は時速4マイル以下になったり、20秒以上立ち止まったりすると警告を受け、
その警告が3回以上になるとウォーカーの事情関係なくイベント開催者の手によって射殺される。
アメリカ全土でこのイベントに熱狂しており、スタート地点以外は生中継され、
莫大なお金の動くトトカルチョも行われているらしい。
優勝者には「今後どんなものでも望むと手にすることが出来る権利」が与えられる。
ウォーカーたちはお互い励ましあい、冗談を言い合い、
アメリカの道路をいつまでもいつまでも歩き続ける。

というだけの単純な話で、また最後に残るのは一人だから当然主人公が生き残るわけだけど、
そこにいたるまでの何人かのウォーカーたちの苦しみとか精神状態とか
極限状態ゆえの行動とかが、本当に鬱々とした気分にさせてくれる。
ギリギリの状態を励ましあっているうちに友情も生まれてきて
「俺たち友達だよな」みたいなこと言ってた次の瞬間にはその友人が射殺されたりする。


928 名前:キング「死のロングウォーク」2/2 投稿日:2008/06/21(土) 15:00:27
ウォーカーたちは確固たる理由とか信念とかがあってこのイベントに参加したわけではなくて、
結構「ノリで」とか「なんとなく応募したら参加者になってたww」みたいな
ラフな感じで参加してるのも後味悪い。

ラストはある一人のウォーカー(最初折り合いが悪かったが和解)と
二人で餓鬼のようになって見物客の歓声を受けながら歩く主人公が
突然「自分はもうだめだ、これはもう歩けない」と思い
もう一人に最後の別れを言おうと話しかけるとそいつも限界だったらしく
そのもう一人がぶっ倒れる。
主人公優勝。しかし主人公は狂っていて何もかもどうでもよくなり最後の力を振り絞って走り出した。
みたいな終わり方だった。


936 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/06/21(土) 16:15:04
>>927
射殺?参加者同士で殺し合いしちゃったりするの?

937 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/06/21(土) 16:20:29
>>936
駅伝の中継車みたいな感じで軍隊が付ずーっといて来る

940 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/06/21(土) 16:29:48
>>936
>>937氏が書いてくれている通り、駅伝の中継車みたいなのがついてきてさっくり射殺。
参加者同士の殺し合いとか妨害行動は禁止で、禁止行為をしたものはこれまたさっくり射殺。
映画にもなった「バトル・ロワイアル」の元ネタらしいけど、
「一体どこがどう元ネタなんだろう?」と思った。

947 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/06/21(土) 19:40:51
ロングウォークといえば、後ろを付いて回る”中継車”に足を轢かれたために転がりながら
悲鳴を上げている少年を冷静に見下ろしながらキッチリ2分30秒計って射殺するのが後味悪い。

949 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/06/21(土) 19:58:11
>>947
あしィィィイイイイーーーーーー

 

バックマン・ブックス〈4〉死のロングウォーク (扶桑社ミステリー)
バックマン・ブックス〈4〉
死のロングウォーク (扶桑社ミステリー)


後味悪い
(後味悪ければクリック)
読み込み中 ... 読み込み中 ...