ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その88 » 薬師アルジャン(山下友美)

44 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/06/23(月) 18:47:31
薬師アルジャンって漫画

アルジャンは幼少期から毒を与えられて育ったために、
あらゆる毒に対して耐性があり、常人なら即死するような毒でも
ものすごく苦しむだけでなんとかなるという特別な体質を持つ王宮御用達の薬師。

患者としてやってきた、足が悪いが快活なおばあさんは、近頃腹痛や倦怠感がするという。
足の方は老化によるものだが、訓練すればまた歩けるようになりそうだ。
だが、腹痛などの病状は毒物によるもので、
それも自然毒ではなく誰かが故意に与えたものだとアルジャンは気づく。

おばあさんの身を案じ、足の訓練のためという名目で彼女の家にしばらく居候するアルジャン。
おばあさんは実の娘と、孫たちと暮らしている。娘婿は先の戦争で亡くなっていた。
毒を与えていたのは娘で、甘いお菓子に毒を混ぜ、おばあさんを徐々に死へと向かわせる気だった。
アルジャンは「甘い物ばかり食べていたら健康に悪いですよ」と言って代わりにお菓子を食べまくり、
毒に苦しみつつ、おばあさんを守った。人の心に巣食う毒をおばあさんに教えたくないからだった。
その間に娘が思い直してくれることに期待していた。

が、娘は思い直すどころか(アルジャンが菓子を食ってる事を知らないので)毒が効かないと焦り、
致死量の毒を一気に入れたお菓子をつくりだす。アルジャンはなんで母親を殺そうとするのだと娘に怒鳴る。
「戦争で夫が死んでから暮らしが大変で、足のせいで働けもしない母まで養う余裕はない
 人を生かし続けようとするのは薬師たちの傲慢だ 薬師に延命させられた者を養う者の身になれ」
と娘が言い返したところ、そこにおばあさんが現れた。
おばあさんは話を全て聞いていたのに、娘のお菓子を食べ始めた。
アルジャンは吐けと促すが、おばあさんは「最期のお菓子ぐらい味わわせてくれ」と笑いながら死んでしまった。

一連の出来事を知った姫(アルジャンの思い人でヒロイン)は、
娘の心が毒に染まったのは、王族の政治のせいでもあるとして娘に重い罰を科すことはなかった。
母の持ち物の始末をしていた娘は、母が自分に渡すために用意していたマフラーを発見する。
「早く足を直してお前に負けないぐらい働くよ いつもありがとう」と書かれた手紙が添えられていた。


45 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/06/23(月) 20:59:35
うわぁ…その話は後味が悪いわ…

そう遠くないうちにリアルでこんな話も出てきそうだよね
ま、その場合は娘を殺してでも親が生き残りを考えそうだけどさ


46 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/06/23(月) 21:35:09
>>45
もう実際に似たようなのは起こってるじゃん・・・・
介護人が被介護者を殺す事件。頼まれて殺したってのが結構ある・・・・まさに
上記の話のまんま、みたいな感じだろ。

 

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