ふたりだけの戦争(弘兼憲史)

271 名前:本当にあった怖い名無し :2008/07/29(火) 13:09:07
ふたりだけの戦争 弘兼 憲史

ある日本兵とアメリカ兵が戦闘機で戦闘。
結果は相討ちとなり、共に無人島へ不時着してしまう。
しかしそこには廃棄された日本の航空基地が存在していた。
日本兵とアメリカ兵は島を脱出するために一時休戦し、
滑走路がなくても(古い基地だったので滑走路は潰れていた)
海があれば離陸できる水戦二式という飛行機を協力して組み立てる。
しかし帰れるのは日本かアメリカのどちらだけ。
飛行機が完成後、二人は共に一発ずつ残った拳銃を手にし決闘する。
だが協力し合っているうちに深い友情で結ばれた二人はどちらも発砲することができなかった。
「戦争をしているのは俺達じゃない。なにも二人が争うことはないんだ」と和解する日本兵とアメリカ兵。
そこへ飛んできた日本の戦闘機。
止める間もなく機銃でアメリカ兵を射殺してしまう(戦闘機は後で助けにくると一旦離脱)
悲しみと怒りに沈む日本兵。
「俺はこんなむなしい戦争で死ぬのはまっぴらだ。絶対生き残ってやる」と水戦二式で脱出。
でも最後のページにこの日本兵も特攻隊として戦死したことが記されていて終わり。


272 名前:本当にあった怖い名無し :2008/07/29(火) 13:41:17
>>271
実話だったら遣る瀬無いな

フィクションだったらなんとも思わないけど 


297 名前:本当にあった怖い名無し :2008/07/29(火) 20:23:35
>>271の弘兼のまんがは三船敏郎の太平洋の地獄という映画のまるパクリ
というのが、後味悪い。

 

ふたりだけの戦争 (さくら出版漫画文庫)
ふたりだけの戦争
(さくら出版漫画文庫)