富江/小指(伊藤潤二)
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318 名前:本当にあった怖い名無し :2008/07/30(水) 02:21:56
- 漫画「富江」より「小指」1/3
富江は絶世の美女だが人を狂わせ自分に惚れた男に何度も殺される
人ならざるもの。あるとき富江は妻を亡くした男の後妻として家にやってきた。
男には3人の息子がいる。長男、次男はそこそこだが三男はいいとこなしのブサメン。
男が死ぬと長男と次男は若き富江に魅了され、夢中になっていった。
しかし三男だけは富江に魅了されない。自分に魅了されない男がいるなど屈辱だと思った富江は何とかして三男を
自分の虜にしようと三男に目をかけかわいがる。
しかし三男は美しい富江がブサメンの自分を好きになるはずなどない、自分はからかわれて
いるのだ・・・と、富江を疎ましく思っていた。面白くないのは富江に気に入られようと必死になってる長男と次男である。
富江もいい加減腹が立ち、地下室に三男を閉じ込めてしまう。
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319 名前:本当にあった怖い名無し :2008/07/30(水) 02:22:32
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ある夜、長男と次男は今まで富江に魅了されてきた男たちと同じように
狂気に駆られ、富江を殺してバラバラにしてしまう。
そこで長男と次男は地下室から三男を出してやるのと引き換えに
富江の死体を捨てて来いと言う。
三男は仕方なく死体を捨ててくるが、家に帰り着いた頃には警察が来ており
富江殺害の罪が自分に着せられたことを知る。三男は山奥へ逃げ、洞穴で生活をするようになる。
ふとポケットに手を入れると、そこには富江の五本の指が。
思わず三男はその指を焚き火の中に放り込む。三男は食料がなくなると山を下り、食べ物を盗むという生活を続けた。
ある日洞窟の奥から女の声が聞こえるようになる。
富江だ。
五本の指それぞれが成長し、五人の富江になったのである。
焚き火に放り込まれた富江は焼きただれていたが、それも徐々に回復し
美しい富江の姿を取り戻していく。
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320 名前:本当にあった怖い名無し :2008/07/30(水) 02:23:11
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五本の指、いや五人の富江が体を取り戻していく中、
小指だけが最後まで醜く焼け爛れた顔のままだった。
醜い小指を他の富江は執拗にいじめた。
三男は醜さゆえにいじめられる小指に自分を重ねたのか、
他の富江から小指を守るようになる。ある日いつものように食べ物を盗みに行った三男だったが、
帰りに狩猟用の罠で足に怪我をしてしまう。
病院へ行くこともできず、傷が膿み高熱にうなされる三男。
その姿を見てざまあみろと笑いながら洞窟を出て行くそれぞれの富江。
その中で、醜い小指だけが三男のそばにいた。四人の富江から小指をかばってやった三男。
三男を見捨てず側にいる小指。
三男はやっと愛を見出した。
「小指、愛しているよ。」小指は甲高い笑い声を上げた。
「あんた、こんな醜い女が好みだったのね!ああ面白かった、楽しませてもらったわ!」
やがて他の四人と同じように美しく回復した小指は、熱にうなされ余命いくばくもないと思われる
三男を残して洞窟を去っていった。
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321 名前:本当にあった怖い名無し :2008/07/30(水) 02:29:14
- 女って怖いな
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322 名前:本当にあった怖い名無し :2008/07/30(水) 02:29:39
- >あんた、こんな醜い女が好みだったのね!
吹いたw
そういう結論しか出なかったのかw
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326 名前:本当にあった怖い名無し :2008/07/30(水) 03:52:03
- >>321
富江は女じゃないよ
外見は人間の女に良く似た生き物だけど
あれは女ではなく「富江」って種類のナニか