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700 名前:本当にあった怖い名無し :2008/08/24(日) 23:31:58
思い出したうろ覚えの話。

昔々、蛙は親不孝であまのじゃくな子供で、母蛙は彼の行く末をいつも心配していました。
大人になっても親不孝な蛙でしたが、ある時、母蛙が病で倒れてしまいました。
自分がもう長くない事を知った母蛙は、枕元で泣きじゃくる蛙に、
自分をちゃんとした所に埋葬して欲しいと頼もうとしました。
しかし、母蛙ははたと気付きました。
そう、蛙はあまのじゃくなのだから「ちゃんとした墓を作ってくれ」と言っても聞く訳がないと。
なので母蛙は苦しい息の中から蛙にこう頼みました。
「私が死んだら、よく氾濫する川の川べりに埋めて欲しい」と。

程無くして母蛙は亡くなりました。唯一遺された蛙は自分の親不孝を悔いて泣くばかり。
しかし、今まで親不孝の償いにせめて母の最期の願いは聞いてあげたいと思い、
母蛙の遺体を遺言通り川べりに埋め、そこに墓石を建てました。
以来、雨が降る度に、蛙の母の墓は流されて行きそうになります。
それを心配し、胸が張り裂けそうになる蛙は、雨が降る度に、
「やめてくれ、やめてくれ!」と声を大にして泣き叫びます。


702 名前:本当にあった怖い名無し :2008/08/24(日) 23:35:10
だから蛙は、雨が降る度に泣くのです。 終

子供の頃はお母さんが可哀相で後味が悪く、
今は子供が心を入れ替えた事が仇となったというオチが後味悪い。
儒教の国の民話は容赦ないな。


705 名前:本当にあった怖い名無し :2008/08/24(日) 23:56:08
カエルは別に母の墓が流されるのを危惧して泣いているんじゃない。
そんなに流されるのが怖いなら安全な場所に移し替えればいい。
カエルは母親の墓が流されるのが観たいから雨のたびに鳴くんだよ。
ほら流されたぞお前の言う通りにしてやったぞ
死んだくらいで俺が改心するかよばーかって鳴きたいんだろうが、母の墓は強くいまだに健在である。

 

あまのじゃくなかえる
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