ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その92 » 地球へ…(竹宮惠子)

479 名前:本当にあった怖い名無し :2008/09/05(金) 20:23:13
地球へ…ってマンガ

環境汚染により地球にすめなくなった人類は、地球を捨て別の星で暮らすようになった。
その日々の中で、一部の人々は超能力を持つようになり、
彼らはミュウと呼ばれ恐れられ迫害された。
住む場所を追われたミュウたちは、ミュウだけの星を得てそこでひっそりと暮らした。
ミュウの中で特に強い能力を持つ青年・ブルーは、
迫害されている同族を自分の住む星に移住させようと、
こっそりと人間の星たちに侵入してはミュウの子供たちを連れ帰っていた。

そんな時、彼は盲目の少女に出会った。
人類は、地球復興のためのエリート育成に励んでおり、
そのために遺伝子レベルで優れた人間をつくろうとしていたのだが、
失敗してしまった結果、目を開くことができず子供もつくれない少女ができてしまったのだった。
彼女はただの人間でミュウではなかったが、このまま放っておけば処分されてしまうだろうからと、
青年は少女を連れて帰った。青年は自分の能力を他者に分け与えることができたので、
少女に予知能力を与え、仲間たちにはミュウだということにしておいた。
ミュウたちは特殊な能力の代わりに人間としての感覚が欠けている者が多いので、
少女が盲目であることもその裏付けのように周りは思った。

少女は地球を目指すエリートになるはずだったため、生まれた時から地球の記録を植え付けられている。
青年は、少女をテレパシーして見る青く美しい地球に憧れた。
外見的には変わらぬままだが、やがて青年は年老いておじいさんとなり、
死期を悟り、地球にいくという夢を若者たちに託した。
おじいさんは地球に行きたい行きたいとよく言っていたので、それはすべてのミュウの願いそのものとなっていた。

だが、いざ若者たちが地球にたどり着いたところ、そこはおじいさんが憧れていたような青い星ではなかった。
汚染されきり、自浄作用も働かないまま長い時を経た地球の姿はただ醜くかった。
人類との戦いなどの壮絶な経緯を経てたどりついて得たものがこんなものだなんて、
若者たちは怒り、地球を木っ端みじんに破壊した。


480 名前:本当にあった怖い名無し :2008/09/05(金) 20:41:14
え?それで終わり?W

 

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