幽☆遊☆白書/第173話「平和の群像」(冨樫義博)

810 名前:本当にあった怖い名無し :2008/10/01(水) 07:15:01
最近ふと思い出した。かつての人気少年漫画「幽遊白書」の最終話直前の1話。

15歳の主人公・幽助の母親はまだ30歳のシングルマザー。
15歳で主人公を産んだが、主人公がまだ子供の頃に離婚してしまっている。

場面は屋台で酒を飲む母親と男。
男「そう言えば幽助は元気か?一度会いたいな」
母「やめときな、あいつめちゃくちゃ強くなってるから、あんた殺されるよ」
(※バトル漫画なので主人公は人外の超能力を持ってる)
男「へぇ、昔は俺がお前を殴るたびに泣きながら向かって来てたあいつがねぇ」(中略)
男「なぁ、俺たちやり直さないか?今ならきっと…」
母「やめな、こうやって月イチ夫婦してる方がお互いボロが出ななくて調度いいんだよ。
  それより、そんなこと言い出すなんてまた女にフられたんだろ」
男「……」(図星っぽい表情)
母「しょうがない、また朝まで一緒に飲んでやるよ」

主人公の母親はあくまでサバサバしたいい女風で、
元旦那への未練なんか無い様子で描かれてる。
なので子どものころに読んだ時は
「よくわからんがオトナの男女って感じだな~」ぐらいに思った。

しかし、改めて考えると、DV夫が自分の都合のいいときだけ
元妻に甘えてる上に「息子に会ってみたい」とか言ってるあたり罪悪感は無さそう。
しかも月イチ「夫婦」ってことはヤることやってるのか……。
主人公はDQNだけど母親想いなので、
まだ若い母親が再婚相手を見つけやすいようにと中卒で独立して家を出ている。
それなのに主人公がまだ恨んでる父親と半ばヨリを戻しかけてるとか、
よくよく考えちゃうと後味ワルー


812 名前:本当にあった怖い名無し :2008/10/01(水) 07:44:47
>>810
懐かしいな。そういえばそんなんあった。
しかしあの母親もいい女ではあるけど相当なDQNだし
(中学の頃には自分の学費を稼ぐ生活をし15で出産、チンピラを顎で使う)
主人公が人外でなければ普通のDQN家族。
この漫画、冒頭で主人公が死ぬところから始まるんだけど葬式のシーンに父親なんか出て来なかったな。
まあ後付け設定だからと言えばそれまでだが。

814 名前:本当にあった怖い名無し :2008/10/01(水) 09:23:43
>810,812 あの母親のモデル、浅野温子だったよね。ダブルあさのとか言われてた時代かな。 

 

幽・遊・白書 19 (ジャンプ・コミックス)
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