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199 名前:本当にあった怖い名無し :2008/10/26(日) 08:43:35
M・ナイト・シャマラン監督
「ハプニング」2008公開作品

第1の兆候:言葉の錯乱
第2の兆候:方向感覚の喪失
第3の兆候:死(自殺)

いつもと変わらぬ穏やかな朝を迎えたNYセントラルパーク。そこで突如、異変が起き始める。
大在の来園者は突然、同じ言葉を繰り返し発し、次に一斉に立ち止まったかと思うと、後ろ向きに歩き始める。
最後には、次々に自らの命を絶っていった……!
テロか?病原体の流布か!?
その異常を知った人々は、こぞってNYを逃げ出すが、その逃げ出す先を追いかけるかのように異変は起こる。
進むべき道を失い、逃れる方法を求めて右往左往する人々。
数学者でもある主人公は、その異常事態の正体がなんらかの攻撃であることを想定し、
おそらくは攻撃対象が大集団をターゲットにしていると仮定する。
そのため、集団行動を避けて小単位で逃避行を続けることを選択するのだが…
未知の「死」をもたらすその攻撃ターゲットが次第に狭まり、少数のチームにも及ぶようになる。
やがて辿り着いた世俗から離れた老婆の家に身を寄せる主人公他2名。
しかし、遂に「たった一人だけで行動していた」その老婆までもが異常行動の末、自ら命を絶った。
「災い」は最終局面に達したのだ。
主人公は、風(空気)がその異常行動を媒介していると想定していた。
もう助かる術はないと思い、主人公とパートナーと知人の娘は屋外に出て、自分たちの悲惨な死を覚悟した。

だが。

その時には既に、人々を死に追いやるその「異変」は終結していたのだった……


200 名前:本当にあった怖い名無し :2008/10/26(日) 08:43:52
という感じで主人公は最終的に助かるのだが、
この作品の洒落怖ポイントは、「死をもたらす」得体の知れない存在に、人間は何も対抗出来ないこと。
普通、ホラー作品では「何かをすれば助かる」ってのが用意されてるもんじゃない?
一番簡潔なのは「逃げ切る」とかね。
それが、この作品では助かる方法が全くない。
そして為す術もないまま最後まで行き、何もしないうちに主人公は助かる。
抗う術の全く存在しない恐怖。こいつに俺は愕然として悪寒すら感じた。
心底怖かったね。

 

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