岩井志麻子

399 名前:本当にあった怖い名無し :2008/12/29(月) 18:41:38
作家の岩井志麻子?が自分の愛人の話をしてたけど似たようなのがあったなぁ。

バングラディッシュかそこらの志麻子の愛人のグウェン君。

妻も子供も居るけど、志麻子に囲われてる。

妻子もそのことを知ってる。

むしろ妻の家族も金を出してくれる志麻子を頼り始めたりして、
志麻子が来ると分かるとバスのチャーターの手配とかしたりする。

それでも、物価が安いから志麻子も大して気にしてなかったんだけど、

その愛人グウェンの妻の身内が結婚式をする事になった。

すると妻の身内がその式を凄く豪華な式にしたいから、志麻子に資金の援助をしてくれって言ってきた。

この件についても、別に志麻子も金銭的には構わないとは思ってるのだが、
自分にわざわざ頼らなくても、安く済ませるように工夫したりして暖かみのある、
身の丈にあった式にすれば良いじゃないか、とその妻の身内に言ってみる。

すると妻の身内が、志麻子はお金を持ってるから何でもできるから良いけど、
自分達は持ってない。だから何も出来ない。

だから志麻子が出すのは当然だろ、と言う。

そこで志麻子は文化の違いを感じたと言っていた。

続きます。


400 名前:本当にあった怖い名無し :2008/12/29(月) 18:42:35
続き。
当の愛人グウェンも志麻子が居ない間に「志麻子(金持ち)の愛人だから」
と言う理由の信用貸しでお金を借りたりして

志麻子がこっちに来ると「志麻子が来てくれないから、お金借りちゃったよ。」
と借金の返済をせがむ。

自分(志麻子)が来ると、愛人グウェン一族が総出で
「金持ちが来たードラえもんが来たー何でもしてくれるー」ってなるから、何だかなあと言っていたよ。

うろ覚えでいくつか間違ってるかもしれないけど、後味悪かったな。


405 名前:本当にあった怖い名無し :2008/12/29(月) 20:40:54
格差の大きい社会では
金持ちは施しを与えるもの、
貧乏人はもらって当然ってのが常識らしいな。
階級ってもんがあまりない日本人には理解しづらい。

 

私小説 (講談社文庫)
私小説 (講談社文庫)
チャイ・コイ (中公文庫)
チャイ・コイ (中公文庫)