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55 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/16(金) 01:01:54
うろ覚えなんだけど、
「死体は語る」などを書いている死体の専門家・法医学者の上野正彦の著書より
印象に残っているエピソード。

仕事人間の男がいた。
夫の帰りが毎日遅いので、その妻は
「夫は浮気しているんじゃないだろうか」と疑い始めた。
ある日仕事帰りの夫の後をつけ、
ある店で知らない女と親しげにしているところを目撃する。
それはただの接待だったのか、本当に浮気だったのかはわからない。
ただ妻はその頃、かなり精神的に参っている状態だった。
夫は潔白を主張したが、しばらくたって妻は自殺した。
お椀に大量の睡眠薬を溶かし、服用したのだ。
夫婦にはまだ義務教育中の子供が二人いた。(確か中学生と小学生)
子どもたちは冷たく、母が死んだのは父のせいだとなじった。
夫は仕事ばかりで家庭を顧みなかった自分を反省し、
それからは残業もせず家庭サービスに勤め続け
次第に子供たちの心もほぐれていったかに見えた。
だが一年後の妻の命日、子どもたちは自殺をした。
妻がしたと同じように、お椀に溶かした睡眠薬を飲んで。
その遺書には、「父は自分たちの遺体に触れないでください」とあった。

これ読んだ時、すごくやりきれなくなった。


61 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/16(金) 01:33:28
>>55
男が潔白なのかどうか真相は分からんが、少なくとも
中学生と小学生の子供が後追い自殺して、
遺体にも触られたくないと思わせるような家庭環境って、相当歪んでたんだろうな…。

72 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/16(金) 06:59:57
>>55
母親がうつ病だったんだな
鬱は遺伝するから子ども達も明るい性格ではなかったんだろう しかも自殺遺体見たら暗くなるよな
家庭をかえりみない父より、信じて子ども達を守る強さを持てなかった母親に憤るよ

75 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/16(金) 09:57:43
>>72
鬱病は「発症」しないと、性格に関わってはこないぞ
鬱病患者の傍にいて、擬似鬱病になる人もいるけど

父親は心を改めて、子供もそこそこ喜んでそうだったのに
子供に、父に対して嫌悪感しかなかったんだな


89 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/16(金) 12:59:11
>>55で思い出した。
自分的に印象に残っている、上野正彦の死体エピ。
あるとき、上野氏は女性の縊死体を監察した。
発見状況通りの首吊り自殺に間違いないと判断するが、妙に警官がニヤついている。
不審に思っていると、警官は「その御遺体は男性です」と言う。
性転換手術を受けた男性だとのこと。
そこで上野氏は改めて遺体を見るのだが、それは死因とは無関係の性器の観察。
本でも延々「作られた女性器」についての感想が続き、読んでいて微妙な気持ちになった。
死因とは無関係・強姦の形跡無しなのに、性器をそこまで見る必要があったのか。
遺体の元男性が不憫で後味悪かった。

でもそれ以上に後味悪いのが、この上野氏が光市母子殺人の弁護側に付いたこと。


810 名前:本当にあった怖い名無し :2009/02/01(日) 19:41:00
監察医上野雅彦の「死体は語る」からのエピソード。
三人の子持ちの夫婦がいて、あるとき長男が病気かなんかで死んだせいで
母親が婚前から患ってたメンヘルになり、
父親は仕事が忙しくて家族に構ってられずにそのうち母親が父親の浮気を疑りだして
で自殺してその後父親が家族修復にがんばったけど残った二人の子供(姉弟)も
母親の誕生日に母親と同じように睡眠薬自殺したって話。

その本を読んでみたが、姉弟の自殺はどうも高校生の姉が中学生の弟を言いくるめて
姉弟自殺に持ち込んだ感があった。見方を変えれば女のメンヘル二人が引き起こした事件。


813 名前:本当にあった怖い名無し :2009/02/01(日) 20:41:15
>>810
うわー、さらに後味悪いな…。

 

死体は語る (文春文庫)
死体は語る (文春文庫)


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