ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その99 » 色が違うだけ

471 名前:1/2 :2009/01/24(土) 16:19:31
双子もの、ちょっとホラーテイストの漫画雑誌に載ってた。名前は忘れたので仮名で

双子の姉妹は親でも見分けがつかないほどにそっくり、赤いリボンがカナ、白いリボンがマナ
何もかもそっくりな二人だがカナだけは寝相が悪かった。
ある日、小学校の日直でマナは大嫌いなユウジと一緒になることになり、
次の日が憂鬱で仕方なかった、しかもうとうとしていると
寝像の悪いカナがマナを蹴り飛ばして、布団に侵入、その時ふと、マナは思う
「布団は今入れ替わった、私たちは親でも見分けがつかない、あとはリボンの色が違うだけ…」
明日1日でいいのだ、1日嫌な日直が終わればいいのだ。
そっとマナは自分とカナのリボンを入れ替え、カナの布団で眠りについた。
次の日の朝、カナはご飯を食べながら「カナおはよー」と声をかてきた。
え?っと混乱するマナを尻目に、カナは
「日直だから先にいくね、ユウジとなんだよ、やだなあー」
とぼやきながら家を出る、混乱するマナだが、きっとカナが自分が嫌がってるのを感づいて
代わってくれたのだ、と放課後、マナは「カナちゃんありがとう」っとお礼を言った。
「何言ってるの?私はマナだよ?」
「え?」
「赤いリボンがカナ、白いリボンがマナ、だから私がマナ、あなたがカナ、そうでしょ?」
キッパリそう言われてマナはつい、うん、と頷いてしまった。
もともとそっくりで自分がもう一人いるような感覚だったし、寝相がカナのように悪くなった以外
入れ替わった小学生の頃は不都合がなく、マナもだんだんカナと呼ばれることに慣れていった。
親も自分をカナと呼び、元々カナと呼ばれていたマナの寝相はよくなった。


472 名前:2/2 :2009/01/24(土) 16:20:31
そのまま月日が過ぎて、自分がマナであることなどすっかり忘れてカナとして
いつも一緒にマナと過ごしていたが、やがて恋人ができ、結婚の報告を家族に紹介する。

白いスーツのマナは
「素敵な人じゃない!」
と祝福、婚約者も
「本当にそっくりだ」
とびっくり
結婚式前夜、白いカーラーをつけたマナは「並んで寝るのもこれが最後ね」と寂しそう
赤いカーラーをつけたカナも「そうね」と寂しそうに言うが、なぜか悪い予感がする。

しかし、準備の疲れもあって眠ってしまうカナ、そこへマナが
「カナちゃん、眠った?」
と、カーラーを外しながら問いかける

END


473 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/24(土) 17:19:42
また後で入れ替えればいいだけじゃね?

474 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/24(土) 17:28:52
嫌なこと肩代わりしてもらった代金に利子が付いたんだな。

475 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/24(土) 18:26:01
でもいくらなんでも、恋人との思い出とか
共有の記憶はないんじゃバレないか?W

476 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/24(土) 18:58:39
ホラーはそういう過程はすっ飛ばすんだ。

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