ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その101 » ハッピーピープル(釋英勝)

570 名前:ハッピーピープル :2009/03/26(木) 23:41:01
のり子はサラリーマンの夫、保育園に通う二人の子供、夫の母と暮らす専業主婦。
寝たきりの義母の食事から下の世話まで一人でこなしていたが
我侭な義母からは奴隷のように扱き使われていた。
深夜に大声で呼びつけられ、早く来ないから粗相をしてしまったと湯呑を投げつけられる始末。

家族が寝静まった深夜、眠っている義母の枕元で「死ねー死ねー」とささやくのり子。
ふと子供の頃のことを思い出す。
自分の母親も眠っている祖母に「死ね」と囁いていた。
母は言っていた。「年寄りは早く死んだほうが本人のためにも家族のためにも幸せなのよ」
「本人はそれに気付かないから気付くように教えてあげているの」

義母が目を覚ました。いつものように悪態をつき、尿瓶を投げつけてきた。
カッときたのり子は義母に「死ねー死ねー」と迫る。
すると義母は失神してしまった。

医者から義母の心臓が弱っており興奮すると危ないと知らされる。
それからのり子は家族がいないときを見計り義母に「死ねー」と迫るようになる。
義母はのり子に殺されると息子に助けを求めるが信用してもらえない。

夫が出張になった夜、のり子はいつものように包丁を持って義母の部屋のふすまを開ける。
義母に近付くと包丁を隠し持っていた義母から反撃を食らう。
寝たきりで歩けないはずの義母がどうやって包丁を手に入れたのか?
布団からすっと立ち上がった義母は「楽をしたかった」と言う。
「若い頃苦労した分、寝たきりのふりをして楽をするのだ」
それを聞かされたのり子は今までの義母の酷い扱いを思い出し逆上、物凄い形相で包丁を振りかざす。
すると義母はショックで倒れてしまう。確かめると義母は事切れていた。
ほくそえむのり子。
ふとふすまの外から誰かの視線を感じ、確かめるが誰もいなかった。

後日、義母の葬儀がとりおこなわれる。
疲れが溜まっていたのり子は横になり休んでいたが自分を呼ぶ声に目を覚ます。
「死ねー死ねー」
その声の主は自分の子供たちだった。
のり子は母親の言ったことを思い出す。


598 名前:本当にあった怖い名無し :2009/03/28(土) 15:16:49
>>570
寝たきりのフリする方が面倒だと思うんだが・・・

599 名前:本当にあった怖い名無し :2009/03/28(土) 15:47:11
健常者ならずっと寝てると飽きるよな。

600 名前:本当にあった怖い名無し :2009/03/28(土) 18:05:00
それを言っちゃミもフタもないだろ・・・

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