銀河鉄道物語 ~永遠への分岐点~/第7話「青い薔薇」
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883 名前:本当にあった怖い名無し :2009/05/11(月) 10:58:48
- アニメ銀河鉄道物語の「青い薔薇」って話が後味悪かった。
青い薔薇が咲き乱れる星は、優しい伯爵夫人が所有する星だった。
宇宙の難所を迂回するルート上に自分の星があった為に、親切心から駅建設を認め
「この星では客を降ろさない。星を荒らさない。駅で補給を行うだけ」
という条件で銀河鉄道株式会社に一部の土地を提供する。
ところが銀河鉄道は初めから約束を守る気はなく、列車から客を降ろす。
心ない客達は薔薇を折ったりやりたい放題、列車事故などが重なり、星は荒れてしまう。
「約束が違う」と抗議する伯爵夫人だが、銀河鉄道は無視を決めこむ
大切な星が滅茶苦茶に…追い詰められた伯爵夫人は、列車ごと乗客を拉致してしまう。
銀河鉄道は直ちに警備隊を派遣し、乗客を救う為に伯爵夫人を殺す。銀河鉄道曰く「個人の要望など、いちいち聞いてられない」
初めは協力してくれていた伯爵夫人に対して、この仕打ちは酷すぎ(´・ω・`)
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884 名前:本当にあった怖い名無し :2009/05/11(月) 11:42:38
- 999で後味系と言うと、題名忘れたが「花の咲き乱れる惑星」を思い出す。
全土が美しい花で埋め尽くされた惑星。
ただし、その花は猛毒の花粉を1年中撒き散らし、全身を覆うコートなしでは外出できない。その花は開拓者たちが大昔に移植したもので、法律によって固く守られている。
花を損なったものは死刑。その法律を変えることも禁止されてる。
そのため、明らかに有害なのにもかかわらず誰も手を出せない。
住民は花粉の影響の及ばない地下深くに、息を潜めて暮らさざるを得ない。銀河鉄道でその星を訪れた主人公の少年は、毒にやられてある一家に救われる。
その一家は、皆の苦しみを何とかしようと、死罪覚悟で花に火を放つ。
誰も火を消そうとせず、火は瞬く間に燃え広がって、毒の花は全滅する。
人々は初めてコートなしで戸外に出て、その自由さと、やっと毒から解放されたことを喜び合う。警官が放火犯を捕まえに来る。法に則って死刑にするために。
主人公は警官に食って掛かる。
みんな喜んでるじゃないか。あんただってコートなしで出歩けるようになったんじゃないか。と。
でも警官は冷徹に答える。
法は法だ。私は法を守る。と。主人公はなす術なく、その一家が処刑されるのを見過ごすしかなかった。
・・・
主人公は訪れる先々で結構その星の内政に干渉したりしてるくせに(彼のせいで滅びた星も数知れず)
このときだけ何か物分りよく諦めちゃうんだよね。
命の恩人なのに。
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885 名前:本当にあった怖い名無し :2009/05/11(月) 11:46:49
- 999は設定そのものが後味悪いと思う。
メーテルが少年達に999のパスを与えて一緒に旅してたのは
最終的に惑星メーテルの生きた部品にするためでしょ。
メーテルは「少年達はみな私のために納得して部品になってくれたわ」
とか自分に酔ってたけど、女の私から見ると酷いビッチだw
男性はあれ程の美女になら騙されて生きたネジにされる少年の
気持ちも理解できるんだろうか。
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886 名前:本当にあった怖い名無し :2009/05/11(月) 11:54:12
- できるかw
まああれはメーテルのため、もあるだろうけど、それと同時に
「機械化世界を終わらせると言う理想に殉じる覚悟」なんだろうけどな。
長い旅の間に見聞きした事件を通じて
機械の体とか永遠の命とかを求めるのは間違いだ、と悟ることによって
少年たちの中にそう言う覚悟が生まれるとかそう言うあれかと。だからと言って「出来る?」って聞かれたら俺はさっさと逃げ出すがw
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889 名前:本当にあった怖い名無し :2009/05/11(月) 15:34:45
- >>886
なるほど。そういう部分もあったのね。
大義に殉ずる気持ちか。でも嫌だ。死ぬならともかく
生きたまんま手足もがれてネジとか嫌過ぎ。
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940 名前:本当にあった怖い名無し :2009/05/13(水) 02:03:18
- >>885
1000年女王の弥生さんが後にプロメシュームになるって後付け設定はひどすぎる。