ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その105 » 呪いのシリーズ/曽祢まさこ

404 名前:本当にあった怖い名無し :2009/07/11(土) 21:49:17
曽祢まさこの「呪いシリーズ」でそれに似たオチの話があった気がする。

10年の寿命と引き換えに殺したい相手を呪い殺してくれる呪術師が狂言回し役の主人公だが、
たいていは人を呪わば穴二つを地で行くような、依頼者も自滅するパターンが多い。
うろ覚えだが、その話は利己的なエリートサラリーマンが依頼に来て、
好きな女性を手に入れたいが、彼女は自分より平凡な弟の方へ好意を抱いており
目障りな弟を消したいというものだった。兄は自分の寿命が減るのを気にして余命を尋ねるが、
主人公は、80まで(10年引く前か後か忘れた…)生きると答える。
それなら10年の寿命ぐらい構わないと、気を良くした兄は依頼する。

依頼どおり、心優しかった弟は不慮の死をとげ、傷心の彼女に上手く取り入り
念願叶って兄は彼女と結婚する。ところがその直後、エリートの地位と高収入と意中の女性と
欲しい物は全部手に入れて有頂天になっていた新婚の兄は、車の運転を誤り事故る。
しかし死ぬことはなく、待っていたのは、明瞭な意識にも関わらず指一本動かせない全身不随の人生だった。
「そんな、こんな筈じゃ…」と意識の中で煩悶する兄に対し、
「美しい妻と最新の医療設備に囲まれて、彼はさぞかし長生きするだろう」という主人公のコメントでシメ。


405 名前:本当にあった怖い名無し :2009/07/11(土) 23:14:02
恋人を殺した男とこの先ずっと夫婦生活を送るより、救いがあるという見方もできるね

 

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