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231 名前:本当にあった怖い名無し :2009/07/28(火) 20:16:27
似たようなストーキング+ストックホルム症候群で
『運命の恋人』というドラマ(漫画原作)を思い出した。

主人公は女子高生で、教師に目をつけられ(理由は前妻に似てるからとかだった気が)
騙されて自宅に連れ去られ、僕の運命の恋人だと理解するまで逃がさない
といって地下室に監禁される。Hな事はせず、接する態度自体は一応紳士的。
お金持ちだか何かで、薔薇の中庭があったりする小綺麗な洋館。
結局この話も最後は主人公の心を手に入れられなかった犯人が自ら家に放火して自殺し
少女が間一髪で逃げ出して来る。自分の貴重な青春時代の日々を奪った犯人を激しく憎むが、
一方で、明るい陽射しの庭園で(たまたま機嫌よくて一度だけ庭へ出してくれたことがある)
「二人で海外へ逃亡しよう」と夢見がちに語っていた犯人の顔を見ながら
呆れつつも、もう思考力が麻痺して「それもいいかも…」っと一瞬思ったりしたことを思い出す。

その事件以降、主人公は男女関係の感覚にしこりができ、
大人になって何度か普通に恋人ができたりしたけど、どれも長続きしなかった。
かつての教師くらいの年齢になった頃、「私の心は今もあの地下室の中だ。
私ならもっと上手くやれる。監禁される側になったことのある私なら…」と
男子高生(例の教師に面ざしが似てる)の監禁を決意して、校門の前で接近を図る…。END

 

運命の恋人 宮脇明子サスペンス・ホラー名作選 (3) (集英社文庫―コミック版)
運命の恋人
宮脇明子サスペンス・ホラー名作選 (3)
(集英社文庫―コミック版)


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