ガラクタ通りのステイン/第8話「リモコンロボット」
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230 名前:1/2 :2009/08/23(日) 03:14:59
- ちょっとブラックなCGアニメ、「ガラクタ通りのステイン」から
ある日ガラクタの山からリモコン付のロボットを拾ったステイン。
さっそくリモコンで走らせて遊び始めるが、次第にロボットは意思を持ち、
リモコンに逆らって自己主張を始める。身振り手振りで空を指し示すロボット。見ると空には悠々と飛ぶ鳥が。
どうやら自由に空を飛びたいらしい。
ロボットの無謀な願いを鼻で笑うステインだが、怒ったロボットに
リモコンをぶっ壊され、渋々空を飛ぶ手伝いをする羽目になる。でかいプロペラで飛ばそうとしたり大量の風船で飛ばそうとしたり…
結果はどれも失敗。
おまけに最後のロケットブースターがステインに直撃してしまい、
ステイン大怪我でついにダウン。
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231 名前:2/2 :2009/08/23(日) 03:15:45
- 計画の頓挫に気落ちするロボット。ベッドでステインを眠らせ、
失意のまま外に出ると、なんと目の前には先ほど見た鳥の姿が。思わず近づきアームをのばすロボット。気づいてふわりと飛び立つ鳥。
なおもやっきになって捕まえようとするが、鳥はそのたびにヒラヒラとかわし、
やがて遠くに飛び去って行ってしまう。
その遠い姿を見て、何かを悟ったようにうなだれるロボット。その夜、眠るステインの横で、自分の壊したリモコンを修理するロボットの姿が。
数日後、ベッドの上でロボットの直したリモコンをいじるステイン。
怪我は順調に回復してるらしい。
ステインの操作に従い果物を運ぶロボット。ロボットの瞳に以前の光はない。ロボットはリモコンで操作されるだけの、意思を持たない機械になっていた。
台詞なしのアニメなので私見が混じってますが。
最後、願いは叶わずとも救い的なものはあるのかなと思ってたら
容赦ない選択で驚きました。
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232 名前:本当にあった怖い名無し :2009/08/23(日) 04:08:26
- 後味悪いってよりクライって印象…。
ロボットからしたら、意思なんか持つからこんな惨めな思いをするんだ、
叶わぬ願いなんか抱くから、自分の無力さを思い知るんだ、
だったら自分はロボットでいい。
意思ももたない、何の希望ももたない、ただ操作されるだけの機械でいいんだ、
って思ったってことか。主人公がロボットを改造してロボットと楽しく暮らしてくって話にももってけるだろーに。
「お前はただのロボットだ!一生奴隷として暮らしていけ!」って主人公が願ってたとして、
意思をもたない機械になったロボットを奴隷のように扱うところで話が終わるんだったら
もっと後味悪くなったかも。
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234 名前:本当にあった怖い名無し :2009/08/23(日) 08:44:38
- キャラも頭身が低くて丸みがある可愛い感じなのに、
色合いとかが暗くて不安を抱かせるアニメだったね