ホーム » 小説 » 児童文学・絵本・昔話 » ガラスにはいった太陽(イリーナ・キルピチニコワ)

630 名前:本当にあった怖い名無し :2009/09/01(火) 23:35:11
『ガラスに入った太陽』とかいう題名の本を小6くらいの時に読みました。
最初の方では、題名にふさわしく、ガラスに関するうんちくとか
その頃のイタリア(を舞台にした本だったと思う)の様子について
怖さのこの字もなかったのに……技術の発展が身を滅ぼした話も載ってました。

以下、うろ覚えです。申し訳ありません。
ある職人が、レースのような模様をガラスに写し取る技法を成功させ、
それを国内で行われていた(コンテストみたいな)催しに出品しました。

審査員は、イタリアのやんごとなきお姫様だったかな。
舞台裏では「誰にも賞はやらない」「出品作品はすべて国のもの」と
決められていて、どんなに素晴らしい作品にも賞は与えられないことに
なっていた、と思います。

ところが、前述のレースガラスを一目見たお姫さま……
禁忌の言葉を口にしてしまわれました。「優勝」と。
よほど、その作品が女心を震わせたのでしょうね。

そして、そのお姫様を魅了した作品の生みの主は、
この技法がほかの国に漏れてしまうのを恐れたお偉い方々により、
溶けたガラスを口に流し込むというご褒美(つか、口封じのための処罰)を頂いたそうです。
こんな本を読んだ私が悪いんだ、と思って、誰にも言えませんでした。


640 名前:本当にあった怖い名無し :2009/09/02(水) 08:19:47
>>630
ひどすぎる
お姫様専属の職人にすればいいのにね・・・

「立派な城や屋敷を建てた建築家(大工さんも?)が、秘密保持のため殺される」
とか、技術を持っている人が同様の理由で処刑されるとか、
昔話には恐ろしい話がいっぱいだ。


645 名前:本当にあった怖い名無し :2009/09/02(水) 10:02:24
>>640
イギリスやフランスなど白人社会では弱者を思いやるという文化が無く
疑い妬み殺す文化だからそういう話は腐るほどあるな

667 名前:本当にあった怖い名無し :2009/09/02(水) 18:29:16
>>630
舞台がイタリア、ベニスだったら事実を元にした話かも。
実際にベネチアングラスの職人は島でしか通用しない爵位を与えられて
一生ベニスから出ることを許されなかったとか。

747 名前:本当にあった怖い名無し :2009/09/03(木) 23:22:27
>630
亀レスですみません。
その本、私も小学生のときに読んで印象に残っていました。

後味の悪さをもう一つ。
その職人がガラスでレースの模様を作ることに成功したのは、コンテストの前に
お姫様(優勝、と言った人)の姿を見て一目惚れ、身分違いの叶わぬ恋に身を焦がし
お姫様が着ていたドレスのレース襟を再現するため一心不乱に作品を作り続け
ついに溶けたガラスを細く編む技法をあみだしたから、と記憶しています。

最後に溶けたガラスを飲まされる刑に処せられることは、全く忘れていました。
残酷すぎて記憶から消されていたのかな。
なんだか読み返してみたくなりました。 乙です。

 

ガラスにはいった太陽 (旺文社ジュニア図書館)
ガラスにはいった太陽
(旺文社ジュニア図書館)


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