ぶんぶく茶釜(天ケ江ルチカ)

411 名前:1/3 :2009/09/21(月) 11:38:55
漫画「文福茶釜」
ちょっとうろ覚えです

時代は江戸時代ぽい昔の感じ。

ある日の事、文吾はみかん売りの仕事の帰り道に
こじきの女の子が畑で盗みを働いて畑主に袋叩きに合っているのを見かける。
文吾は売り上げ金とみかんをあげてその女の子を引き取ってやる。
文吾には病気がちな幸という妻がいて、二人で「幸福」になるからと
その娘に福という名前をつけて妹のように可愛がる。
福は優しい文吾にほのかな恋心をよせながら、幸の看病や家事や仕事の手伝いを頑張り、楽しい生活を送る。

しばらくしたある日、村の長者が幸の薬の為にも金はたんまりやるから福を売ってくれと訪れる。
文吾と幸は「福はもう妹だから絶対に売る事なんか出来ない」と必死に断るが、
福は「あたし金持ちの家に行きたいしー」と自ら承諾する。もちろん幸の薬代の為に。


412 名前:2/3 :2009/09/21(月) 11:42:01
その長者はド変態ジジイ。
福を縛り上げ「この歳になって朝までやれるとは思わんかったわーいグヘヘ」と朝までずっと犯しまくる。
そしてそのまま腹上死。
福は遊郭に売られる (文吾達は嫁に行くと聞かされる)

福はブスで人気が出ない。なので何か特技を

アソコの力で湯の入った茶釜を持ち上げる「文福茶釜」という技を編み出し人気者になる。
(文吾の一文字の「文」と「福」で文福茶釜)

その人気に嫉妬した同部屋女が、
福の仕送りする為の金を盗み、大切にしていた文吾の名前入り簪を盗もうとした為喧嘩。
煮えたぎった茶釜をぶっかけられた福は顔に大火傷。目も見えなくなる。

遊郭を追い出された福は見世物小屋で文福茶釜を披露しながら体を売って生活する。
そしてやられてる途中に血を吐いたのでそこも追い出され、道端で小屋を作ってそこで体を売って生活する。
その間もずっと文吾に仕送りをしている福。


413 名前:3/3 :2009/09/21(月) 11:47:18
福に湯をぶっかけた女がそれを見かけ、金持ち旦那に水上げされる代わりに
私だけ幸せになれない、福を文吾の元に返してやってくれ その金を用立ててくれと頼む。

そして、今まで金持ちの家に嫁いでいたが事情で帰る… という設定を作られ
馬と使用人を引き連れ、一生困らない大金やほうびみたいなのを持たされ 文吾の元に帰れる事になった福。

そして馬に乗った福が文吾の家に着いた。
文吾と幸が喜んで出迎える。
が、馬から落ちてそのまま死んでしまう福。

その後…文吾と幸は福のそのお金やらのおかげで村一番のでかい屋敷に住む金持ち長者になりました。

終わり

福がね、それはもういい子なんだ。
読んだ時は泣いたよ。


414 名前:本当にあった怖い名無し :2009/09/21(月) 12:31:20
>>411-413乙

1/3までは狸を娘に変えただけでほぼそのまま分福茶釜の昔話をなぞってるけど、
女郎屋に売り出したり芸で見世物を張るのは、最初に助けた男の家へ逃げ戻った上でなく
そのまま転売の形なんだね。

まあ確かに、狐や狸だから遊女として売られて大金をせしめた後
自分はまたひょっこり抜け出して戻って来れるけど、人間の娘だと無理だろうしね。
どうしても、そういうくだりを入れると悲劇的展開になっちゃうか。

しかし、アソコで湯の入った茶釜を持ち上げる芸って、スゲー…。
タンポンのような物でも挿れて、紐を茶釜の取っ手にでも結び付けてるのか?


416 名前:本当にあった怖い名無し :2009/09/21(月) 12:50:33
>>414
お銚子を逆さにツッコ… で、そこに紐で湯釜をぶら下げてた。
つまり「顔はあんまりだけど、具合はスゲエよ」っていう売りの芸者として大人気に。

>>413
今でも好きな話だ。あれは泣けた。
若夫婦は最後まで福が幸せに暮らしてた(火傷で目が見えなくなって実家に返された若奥様)
と信じてるのがまた切なかったな。

故郷の村に入るまでは生きてるんだよね。
お供役の人も直前まで「大丈夫ですよ」って会話してて、でも家に着いて
下ろそうとしたら事切れてた。


419 名前:本当にあった怖い名無し :2009/09/21(月) 13:11:02
>>416
補足ありがとう。私も大好きな話だ。

そうそう、文吾の家に着く直前までは生きてたんだよね。
帰りの道中、文吾とのこれから始まるだろう楽しい生活をずっと妄想して一人にやついて…
で、着いたらすでに死んでたんだよね。
あと包帯が取れた時の福の顔が恐ろしかった。

福のおかげで幸の病気も治って、大金持ちになってさ
文吾達はいい人だけど、全部福の犠牲の上の幸せって感じで
しかも福の苦労は何一つ知らないってのがさ…


421 名前:本当にあった怖い名無し :2009/09/21(月) 15:53:43
でも福は自分の苦労は文吾には絶対に知られたくないと思ってたと思うよ

422 名前:本当にあった怖い名無し :2009/09/21(月) 16:15:48
>>421
うん、そう
だからお金を用立てて貰った時も、こんなになった私は絶対文吾さんとこには帰れない!ってかなり拒んだんだ。

でも上に書いた設定で福もようやく納得して
ずっと夢に描いていた文吾との生活に戻れる所だったんた。


423 名前:本当にあった怖い名無し :2009/09/21(月) 16:30:06
>>422
え、あの帰り道の福の空想は「夫婦」だったはず。
でも幸のことも大好きだったから、あくまでも空想止まりというか。
でも夢の中でだけは奥さんになって…みたいな感じ。
で、その幸せな空想のまま死んじゃったわけで、ある意味
福も幸せな死に方をしてるんだけど、それがなんかもう後味悪いw

 

まんがグリム童話 (性の調教編)
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