マリン・ブルーのワンピース(わたなべまさこ)
平社員のA男A子夫妻とB課長B子夫妻は社宅マンションの隣同士。
B課長がA男をお供に出張に出、B子はA子をこき使う。
(A子に家事をやらせ、口では「いいのよ、男どもがいないんだから放っときなさい」と言うだけ)
久しぶりに女同 ...
自分だけを見てくれる人と
主人公の父はある病院の院長だったが、主人公と姉しか生まれなかったので、跡取りの
ため姉夫を婿養子として迎えた。しかし姉が死んでしまったため、主人公が姉夫と結婚することになった。
主人公は元々姉夫に片思いしていたため、嬉しかったのだが、現役看護学校生なので悩む。 ...
かなえられた願い(犬木加奈子)
架空の外国で一人暮らしの金持ち老婦人。
その金は、夫と幼い息子をそれぞれ別の事故で亡くした賠償金である。
隣の主婦が親切に夕食に誘ってくれるが、
どうせ遺産目当てでしょ、と邪推して断る。
「お金なんかいらない、主人と息子を返して! ...
まんが幸福論(長谷川町子)
産まれたばかりの男の子のところに悪魔がやってくる。
「この子の人生を苦難と挫折に満ちたものにしてやろう」
「そうだ、たとえば船乗りにするというのはどうだ、めったに家に帰れないし、
時化がおきればそのまま死んでしま ...
メデュウサ(山岸凉子)
サイコホラー注意。
タイトルはメドゥーサだったかもしれない。
「私は最後のメデューサ」
ギリシャ風のローブを着た女が夜道を歩いている。
すれ違う人々は石になるが、そのたびに女の体にヒビが入る。
女の髪は蛇で、巨乳巨尻の堂々たる八頭身である。
( ...
ビンの手紙(高橋葉介)
「私に会いに来い」
少年がその手紙を初めて見たのは5歳の時だった。
公園の砂場で拾ったビンに入っていた。
ビン詰めの手紙はそれからも、少年の前に現れる。
高校生になった少年はビンを無視した。
すると、手紙は宅配便で送り付けられた ...
無頼・ザ・キッド(永井豪)
人口爆発と食料不足による世界的な問題が上がっていた80年代、
解決策として決闘・殺人を合法化した日本。
そこら中で西部劇さながらの決闘が繰り広げられているが、
銃を持てるのが16歳からであるため、高校生活において
一年生はヒエラルキーの最 ...
夜会(高橋葉介)
戦前の帝都・東京の夜。
主人公は酒場の給仕から、女客を送るよう頼まれる。
御婦人の独り歩きは物騒だから、というわけ。
道すがら、美しいモダンガールである女客は語る。
ずっと以前から同じ夢を見ている、顔のわからぬ男に喉を切り裂かれて ...
秘事-ひめごと-(わたなべまさこ)
主人公は同僚の出世頭と3年も不倫中のOL。
不倫男が出世頭なのは、重役の娘を口説き落としてデキ婚に持ち込んだおかげ。
しかし、親バレを恐れて中絶した娘は子供ができない体になり、不倫男はそれをいいことに女遊びを繰り返していた。
不 ...
堕天使の子守唄(関よしみ)
タイトルも作者も忘れたが。
主人公はチョイ悪女子。
(JCかJKかは忘れた)
万引きで補導され、両親は学校に向かう途中で事故死する。
大学生の兄、主人公、幼い妹、多額の住宅ローンが遺される。
主人公と兄は、今までどおり三人で暮 ...