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339 名前:本当にあった怖い名無し :2011/07/20(水) 12:06:50.54学生時代に国語の教科書に載ってた「公然の秘密」って話。

とある街で「用水路には子象がいる」という「公然の秘密」があった。
もうとっくに死んでしまったものと思われていたが、ある日そこから出てきてしまう。
あちこち腐りかけ、痩せてハリボテのような子象は食べ物を求めて街をうろうろする。 ...

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921 名前:本当にあった怖い名無し :2011/07/09(土) 01:37:50.04「家畜人ヤプー」
日本人男性・麟一郎とドイツ人女性・クララは恋人同士。
未来から時間旅行に来て事故にあった白人女性ポーリーンを助けたことから運命は大きく変わる。
ポーリーンが住む未来世界では白人が絶対的存在として君臨し、
黒人は奴隷、そして日本人(黄色人種は日本人しかいない設定 ...

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692 名前:その1 :2011/06/30(木) 20:40:59.48大槻ケンヂ『くるぐる使い』

余命幾ばくもない老人が、「自分は世間で思われているような立派な人間ではない」と
世話をしてくれていた新人看護婦に懺悔話を始める。

主人公は貧しい生まれで、盗みや詐欺の常習犯として育ったチンピラ外道。
ある日、祭の見世物で奇術師として小銭を稼いでいた際、

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545 名前:本当にあった怖い名無し :2011/04/23(土) 07:53:52.35星新一の短編。

ある大道芸人が、どこからか小人を連れてきて見せ物にしていた。
疲れて倒れても無理やりサーカスをさせるなど非道な扱いに見物人は怒り、止めるように大道芸人に訴えたが、
「小人に人権はないからな。」と冷笑をうかべるばかりだった。

見物人は有志を募り大道芸人を裁 ...

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740 名前:本当にあった怖い名無し :2011/03/05(土) 02:11:37.80阿刀田高の短篇集にはいってた話でタイトルは多分『海藻』

駄目人間Aが会社の金を使い込んでいた事が発覚し、それを埋め合わせる為Aの母親は親戚中から金を借りていた。
その事をAに詫びさせるため二人で船で田舎に向かう途中だった。
Aは酒に酔っていた上船酔いし甲板で吐いており母親はAを介抱 ...

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179 名前:1/2 :2010/12/22(水) 17:59:38時代小説『剣客商売』より、「待ち伏せ」。

老中・田沼意次の屋敷へ剣術指南に通っている秋山大治郎は、父の知人宅へ寄った帰りの夜道で
仇討ちを名乗る若者らから襲撃を受けた。どうやら人違いだったようで、応戦して誰何すると若者らは去った。
大治郎は、同じ知人宅に自分と背格好の似た訪問客がいて夜目で見間違えられた ...

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224 名前:本当にあった怖い名無し :2010/11/17(水) 23:19:32前スレの魔物と語り部の話の小説『後夜祭』の別エピソード。ちょっとうろ覚え

「魔物」は、人間から生まれてくる人食いの化物で、不死身で、一年に一度人を食った
魔物は人を食うとその人物の記憶や感情を得る能力があった
魔物は戦争や飢饉によって沢山の人が死ぬと、何故か権力者の家に生まれ、

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15 名前:阿刀田高 2/1 :2010/11/12(金) 11:13:42阿刀田高「恐怖コレクション」より

ある男の妻が亡くなり、5歳くらいの男の子が残された。
程なく男は、美しく気だての良い女と再婚した。
新しい妻は男の子になんの偏見もなく愛情を注ぎ、男の子も本当の母のように、新しい母になついた。

ある夜、子供は布団の上に異様な重さを感じて目を覚ました。 ...

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759 名前:本当にあった怖い名無し :2010/11/07(日) 01:11:44モーパッサンの「首飾り」

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平凡な家庭の主婦が、あるパーティーに呼ばれ、
夫に、なけなしのお金でドレスを買って貰うものの、アクセサリーがない。

そこで、お金持ちの奥さんに素敵な首飾りを貸して貰い、
とても気分良

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737 名前:本当にあった怖い名無し :2010/11/06(土) 20:21:53思い出した
短編小説「塵の王」全部書こうとすると少し長いから、色々省いて書く

主人公(もう一人いるけど、そっちも書くと長いから省く)の祖母は徹底して
「ゴミを出さない」「ゴミを粗末に扱わない」という主義者で、
主人公の母が捨てようとしたゴミをわざわざ確認し、
「使える物が ...