手かざし教
俺が小学生の頃、世界救世教という、いわゆる『手かざし教』にはまった母は、
土日など休みの日は、必ず俺と兄貴を教団の支部まで連れて行った。
もちろん友人達とは遊べない。
ある日、友達と遊ぶ約束をしていた兄は、『後から駅 ...
自然との共存
自給自足に目覚めた彼女は、東京(だったと思う)から沖縄に移り住む
そこで出来うる限りの自給自足の生活をしている
冷蔵庫がないので、大体のものを日持ちするよう乾物に自分で加工
台所には瓶詰めの色々な食材が並んでおり、そこだけ見れば西洋 ...
アンダー・ユア・ベッド(大石圭)
主人公の直人は敷石の裏の虫のような暗い日々を送っていた。
ある時にふと、大学時代に惹かれた千尋という女性の事を思い出す。
その女性が既に結婚し、夫と子供と共に湘南に住んでいる事をつきとめ、
直人はその近所に移り住み鑑賞魚の飼育販売の店を開い ...
誤解(アルベール・カミュ)
587:本当にあった怖い名無し :2006/09/22(金) 08:53:20 ID:20iKE2MT0
アンビリで見たと記憶してるのだが違うかな?こういう話。
ホテルを営む夫婦。しかしこいつらは二人そろって殺人鬼。
お客が泊まる度にその客を殺しては ...
カルマの坂(ポルノグラフィティ)
不備があったらすいません。
ある時代のある場所の話。
世は乱れていて、少年は生きるために盗みを働いていた。
『人がみな平等だなんて、どこのペテン師のセリフだか知らないけど』と、言いながら
少年がいつものようにパンを盗んで逃げる途中に、貴族 ...
ギリシャ神話/太陽神アポロン
あるとき愛の神エロスが持っている小さな弓(愛の弓)を太陽神アポロンからかったに事に腹を立てて、
その愛の矢をアポロンに射ち、さらにもうひとつの「愛を拒む矢」を川の神の美しい娘に撃つ。
矢の力で娘に惚れたアポロンは娘を追いかけるものの ...
十年目の決断(斎藤肇)
主人公が、バーで相席になった男から話を聞くというスタイルで物語は進む
その男には、目に入れても痛くないくらいに可愛がっている娘がいた
ある朝目覚めると、その娘が2人!になっている
しかも、容姿はもちろん性格 ...
ウサギどんとキツネどん
うさぎときつねが主要キャラクターで、うさぎがものすごいワル。
「トムとジェリー」のジェリーをDQN強化したみたいなヤツ。
いつもキツネを酷い目に遭わせていて、蜂蜜みたいなエピソードもあった。
子供心に ...
神の御心のままに
その母親は息子を亡くす。
取り戻そうと、自分の体の機能を苦痛とともに引き換えながら神の元にたどり着く。
私の命を引き換えにしてでも、とすがる母に神は「返すのはいいが…」と二つの光景を見せる。
一つは好青年に成長し、皆に祝福される幸せな ...
これは運命なのだ
あるところに、貧しいながらも仲良く暮らす母と娘がいました。
しかしそんな小さな幸せをも摘み取るように、娘が病に倒れてしまいます。
母親の献身的な看病も実らず、娘の枕元に死神が現れる。
「この娘はいただいていくよ。」
死神はそういうと、娘を連れ去りました。 ...