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767:1/2:2013/01/09(水) 17:05:34.98 三島由紀夫「山羊の首」

昭和19年の夏の日、砲台の警備兵辰三は野外で百姓娘を抱いていた。
(戦争末期の兵隊は、ちょっと粋に見える程ぐれていたのだ)
突然声も立てずにしがみついて震えた娘に促されて振り向くと、
土から生えたように置かれた山羊の生首が、辰三の行為をじっと見ていた。
工廠に徴用 ...