パンズ・ラビリンス
-
591 名前:パンズラビリンス1/2 :2009/12/01(火) 18:53:46
- [パンズ ラビリンス] スペイン映画だったと思う
主人公は中学生くらいの女の子だが、とても夢見がちで絵本が大好き。
仕立屋だった父が死に、母親は再婚相手の将校との子を妊娠中で体調を崩している。
将校は息子の誕生に立ち会いたいがために、母娘をゲリラとの内戦中である
山中の基地へ呼び寄せるが、まだ産まれぬ息子にしか興味がない。新しい生活に不安がる主人公の前に森の妖精が現れ、行ってはいけないと言われた
近くの遺跡へ連れてくる。そこには姫の生まれ変わりを信じて1000年待つ王宮の番人、
「パン」が主人公を待っていた。
パンは主人公こそが1000年前王宮から姿を消した姫の生まれ変わりだという。
半信半疑な主人公に、王宮に戻るためには3つの試験があると告げた。
この試験をクリアしなければ姫はただの人間になり下がったとされ、
永久に王宮へ戻ることは叶わない。試験の内容は白紙の本を一人でいるときに開くと現れる。主人公は1つめの試験はクリアしたが、母の体調が悪く、
なかなか2つ目の試験をできずにいた。
パンが再び現れ、早く試験をクリアしなければ期限が切れるとせかし、
母親の体調が良くなるまじないを主人公に教えた。するとみるみる母の体調は回復した。
しかし、主人公は2つめの試験で課せられていたルールを破り、それがパンにバレる。
姫は人間になり下がり、お前は王宮の者ではないと告げられ、
再婚相手である将校は恐ろしく、ゲリラとの内戦は激しくなる現実のみが残された。
その上、まじないも効果が消え去り、母の体調が急変。主人公の弟を産み、
母は亡くなる。
-
592 名前:パンズラビリンス2/2 :2009/12/01(火) 18:55:39
- 一方、将校は下働きの女がゲリラに通じていることに気づき、ゲリラを追い詰めていく。
将校より先に内通者に気づいていた主人公は、自分も一緒に連れて行ってくれるよう
ここを出ると去ると言った下働きの女に頼む。
ゲリラが基地へ攻めてきた夜、パンが主人公の前に現れ、王子をあの遺跡へ連れてこれば
2つ目の試験での失態を見逃し、姫として王宮へ迎えると言った。
母亡き今、弟は将校の部屋のゆりかごに寝かされていた。
主人公はこっそり忍び込み、間一髪で弟を連れだすが、将校に気づかれ、
遺跡のある森へ追われながら逃げる。
なんとか遺跡にある王宮への入り口までたどりついた主人公に、
パンが弟の血を捧げろと迫るが、主人公は拒み、追いついた将校が主人公を撃ち殺す。主人公の弟を抱いた将校が遺跡の入り口へ戻ると、すでに基地を手にした
ゲリラたちが取り囲んでおり、将校もゲリラにより撃ち殺され、弟は下働きの女が抱く。
下働きの女が遺跡奥へ行くと、主人公はすでに亡くなっていた。場面は変わり、金色に輝く広間にいる主人公。
王宮の王の隣には死んだはずの母が女王として座り、弟をその胸に抱いている。
王は主人公に姫として正しいことを行い、王宮へ戻ることを許されたと言った。見ようによっては無事に王宮へ行くことができた、ととることができるが、
番人であるパンは地元の人間には言うことを聞いてはいけない存在されてるし、
見た目も悪魔。試験失敗の怒り様はとても姫に向かってるとは思えなかった。
悪魔が少女をそそのかし、赤ん坊の血を欲したが失敗したようにしかみえず、
最後の王宮の場面は元々夢見がちな少女が死に際にみた都合のよい夢と感じた。
-
614 名前:本当にあった怖い名無し :2009/12/02(水) 00:45:26
- >>591
あれCMでは黄金の世界のシーンばかり映されて、
てっきり少女が暗い現実と黄金の世界を交互に行き来して
がんばって現実を変えていく話だと思ってたら黄金世界がラスト数分だけw
キャッチコピーは「無垢なる少女の魂が奇跡を起こす」なのに……当時2ちゃんのスレでも姫になれた派と全て妄想派が競い合っていたものだが、
姫になれたんだと信じたい
-
615 名前:本当にあった怖い名無し :2009/12/02(水) 01:30:23
- >>614
パンが義父に姿が見えなかったシーンの絶望感と言ったら…