世にも奇妙な物語/「替え玉」

147 名前:1/3 :2010/08/12(木) 03:29:50
ついでに自分も昔見た世にも系で投下。

Aは小学校高学年くらいの女の子。好き嫌いが多く片付けもできず母親に怒られてばかりいた。
ある日Aは学芸会で狼の役をやることになるが不満に思うA。
公園でふて腐れていると一人の少女が近づいてきた。同じ学校の生徒でもない全く知らない子。
その少女Bは「狼の役を代わってあげる」と言う。
Aは悩むが「狼の着ぐるみを外さなければ絶対ばれない」というBの言葉に納得し代わってもらうことにした。


148 名前:2/3 :2010/08/12(木) 03:35:14
学芸会当日、Bは狼を演じ劇も盛り上がる。
劇が終わり出演者がステージに並ぶ。そこでBは狼のマスクをとってしまった。
しかし狼がAでない事に対するどよめきなどはなく最初からBがAという人間だったように振る舞われる。
クラスメイト達に囲まれ楽しそうにしているBを眺めるA。
クラスメイトの中でAは「あの子誰だっけ」状態。

149 名前:3/3 :2010/08/12(木) 03:38:21
帰宅するAにBがついて来る。すると母親が「お友達連れて来たの?」とBに話しかける。
母親もBをAと認識しておりAのことは「お友達」としか呼ばない。
好き嫌いもなく片付けもできるBを母親は褒める。
居場所がなくなったAは公園へ行く。
そこに劇の台本を見ながら暗い顔をしている少女がいた。Aは少女に話しかける「狼の役代わってあげようか?」

 

世にも奇妙な物語〈B〉 (Ohta novels)
世にも奇妙な物語〈B〉
(Ohta novels)(小説)