玉野五十鈴の誉れ(米澤穂信)
主人公は名家の一人娘。
女系一族で祖母が女主として君臨し、母も婿養子を取って家を守っていた。
タイトルの玉野五十鈴は主人公と同い年の側仕え。
身寄りはないが頭の良い娘で主人公にとってはしもべにして無二の友人でもあった。
跡継ぎを外に出すことも、家を治めるのに ...
わたしたちの好きなもの(安永知澄)
主人公の少女は、幼い頃に母を亡くした
少女は小学生の時に同級生の男の子を好きになった
男の子を家に招待し、父に「大きくなったらあの子と結婚したい」と耳打ちした。父は笑顔だった
その後、男の子は行方不明になった
少女は中学生の時に同級生の男の子を好きになり ...
世にも奇妙な物語/「ユリコちゃん」
その中でも、切ないなぁと思ったのは
ある夏の朝、主人公の中年男性がいつものように自宅の寝床で目が覚める。
時間は遅刻ギリギリだが、家族が誰も起こしてくれなかったので
「遅刻じゃないか!何で起こしてくれないんだ」と
怒りながら慌 ...
レンタル家族
A子は両親と姉と祖母の5人家族。お金持ちだがしつけに厳しく窮屈な毎日を送っていた。
A子が幼い頃一家で旅行に出かけた際帰りに大事故に遭いA子は重体。他の家族は傷一つ負わなかった。
あの時家族全員死んでしまえばよかったのに、A子は家族を憎んでいた。 ...
チャイルド・プレイ チャッキーの花嫁
チャッキーという殺人鬼がいた。
チャッキーは警察に追い詰められ、人形に自分の魂を封じ込めて死んだ
チャッキーが乗り移った人形は生きた人形(血すら流す)となり、殺人を続けたが、ある少年によって葬られる
それから数年後、かつてチャッ ...
堕天使の子守唄(関よしみ)
うろ覚えだから細部が違うかも。
主人公は不良少女。万引きで両親が呼び出しをくらい、その途中で交通事故に遭い死亡。
残された主人公と兄と幼い妹は親戚の金持ち一家に引き取られる。
金持ち一家には娘がおり才色兼備で主人公とは真逆のタイプ。 ...
怨み屋本舗/第65・66話「怨みの矛先」(栗原正尚)
ちょっと分かり辛い部分もあるかもしれません。
怨み屋本舗は誰かを怨む人間(依頼人)から高額な金を貰い、
怨まれている人間を社会的、又は実質的に抹殺する集団。
身元がばれないように偽名を名乗り変装をし、実質的抹殺の場合は事故を装ったり、
依頼 ...
唄う骨(戸田誠二)
だいぶ前に読んだのでうる覚えです。
改変されてるのかどうかは知らない。
「歌う骨」
ある所に年の離れた姉妹がいました。
他に親族がいない二人は貧しい生活を送っています。
姉は妹を育てる為、体を売ってお金を稼いでいました。
しか ...
からくりサーカス/フランシーヌ(藤田和日郎)
自分はからくりサーカス読んで何回も泣いた。915 名前:本当にあった怖い名無し :2010/09/04(土) 19:36:49うろ覚え
昔昔、生きた人形を造ることを夢見る仲の良い兄弟がいました
兄弟は砂漠を越えて外国にたどり着き、その国で熱心に錬金術を ...
うしおととら/シャガクシャ編(藤田和日郎)
大昔の中国に恐ろしい化け物がいた。化け物は人間の国を滅ぼし、国から国へと移動し続けていた
ある国の王が化け物を恐れ、国中の鍛冶屋に化け物を殺せる武器を造る様に御触れを出した
ある貧しい鍛冶屋の男がこれを期に出世しようと、武器の製造を始めた
鍛冶屋の妻と息子と娘は ...