メタルギアソリッド3 スネークイーター
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256 名前:本当にあった怖い名無し :2010/09/15(水) 04:02:03
- ゲーム『メタルギアソリッド3 スネークイーター』やったの数年前だからうろ覚え
メタルギアシリーズの歴代主人公ソリッド・スネークの遺伝子上の父ネイキッド・スネークが主人公1964年、アメリカの特殊部隊に所属するネイキッド・スネークに与えられた任務は、
ソ連の兵器開発者の亡命の支援だった
新型兵器の演習中の隙を突き、スネークは敵地ソ連へ単独で潜入し、
兵器開発者と合流し、彼を連れて脱出地点へ向かう
しかし敵が待ち伏せしており、兵器開発者を拉致されてしまう
そして、敵と共にスネークのかつての師であるザ・ボスが現れる。
5年ぶりの師弟の再開であった彼女(ザ・ボス)はあらゆる知識と技術に通じる才媛で、
「特殊部隊の母」という通り名で呼ばれ、かつて大戦を終結させた英雄であった
スネークを弟子として引き取り、10年という長い時間をかけて育て上げた女性だった
スネーク曰く「恋人以上の存在」「俺の半分は、ザ・ボスのもの」「男と女を越えた関係」であるらしい
そんなボスも、5年前にスネークの前から忽然と姿を消してしまっていた5年ぶりに再開したスネークに、ボスは「ソ連へ亡命する」と言った。
ボスはソ連のヴォルギン大佐にアメリカの核弾頭を手土産として渡した
そしてボスはスネークに重症を負わせて崖下の川へと突き落としたその後、ヴォルギン大佐は手に入れた核弾頭を、同士でありながら敵対しているソ連の軍基地へと撃ち込んでしまう
スネークは任務に失敗し、誰よりも信頼していた師に目の前で裏切られた一週間後、スネークに新たな任務が与えられる。
それは、兵器開発者の奪還、新型兵器「シャゴホッド」の破壊、ヴォルギン大佐の抹殺、
そして師であるザ・ボスの抹殺だった
前回の任務で撃たれた核がアメリカの撃った核だとソ連に誤解され、アメリカは潔白を証明するためにボス
を抹殺しなければならなかった
ヴォルギン大佐は、昔存在した秘密組織の莫大な資金である「賢者の遺産」を元手に、
独自の思想で軍隊を率いているらしかった
スネークはもう一度ソ連領地へ潜入することになる
つづく
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257 名前:本当にあった怖い名無し :2010/09/15(水) 04:05:07
- つづき
もう一度ソ連へと潜入したスネークであったが、いきなりザ・ボスと遭遇してしまう
またもザ・ボスと戦闘になるが、彼女はスネークを圧倒すると、意味深な言葉を残して去っていった
その後、ザ・ボスは何故かスネークを影からサポートするような奇妙な動きを続けたあとは色々と忘れた
終盤、アメリカがソ連領土に爆撃機での攻撃をしかけることになり、
スネークとヒロインは共にソ連領土からの脱出を試みる
脱出用の輸送機が隠された泉のほとりの花畑へ着いたスネークだったが、そこにはザ・ボスが待ち構えていた「私はおまえを育てた。お前を愛し、武器を与え、技術を教え、知恵を授けた。
もうわたしから与える物は、なにもない。後は私の命をお前が奪え。
自分の手で。どちらかが死に、どちらかが生きる。勝ち負けではない。私達戦士とはそういう宿命」最終的にスネークはザ・ボスとの戦闘に勝利する
瀕死のザ・ボスは、スネークに自分の愛銃と「賢者の遺産」の有りかが記されたデータを托すと、自身の殺害を嘆願したソ連領土から脱出したスネークは、ヒロインと一夜を明かした。
朝になり、スネークが目を覚ますと、ヒロインは「賢者の遺産」のデータを盗んで逃げていた
ヒロインはレコーダーに伝言を残しており、そこにはヒロインが実は中国側のスパイであった事実と、
ヒロインがザ・ボスから伝えられた真実が残されていた「私は彼女から全てを聞いた。なぜ私に打ち明けるのか?その時はわからなかった。でも、いまならわかる
スネーク?彼女はあなたに伝えたかったのよ。あなたに伝えるために私が選ばれた
スネーク、いい?彼女はアメリカの裏切り者ではない。いいえ、彼女はむしろ国の為に死んでいった英雄
彼女は全て覚悟の上で任務を遂行した。自己犠牲…それが彼女の務めだった」その後スネークは、アメリカから英雄として迎えられた。
大勢の人が見守る中、大統領から勲章を授与され、ザ・ボスを越える称号を与えられ、
「君は真の愛国者だ」と称えられ、大統領からの握手を求められた
しかし、スネークは大統領からの握手に応じなかった。大統領は無理やりスネークの手を掴み、その姿をカメラに写させたスネークは一人歩きながら、ヒロインの伝言の続きを思い出していた
つづく
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258 名前:本当にあった怖い名無し :2010/09/15(水) 04:11:55
- つづき
「ザ・ボスの亡命はアメリカ政府が仕組んだ偽装亡命だったの。
アメリカ政府は「賢者の遺産」を手に入れるために大きな芝居をうった
その主役がザ・ボス。ヴォルギン大佐が受け継いだ「遺産」を手に入れ…同時にシャゴホッドを破壊する為に仕組んだ
大佐も伝説の英雄であるザ・ボスだけには気を許す。「賢者の遺産」のありかを探るのが彼女の最大の任務
偽装亡命はうまくいった。ただ思いもしない事態が起こった。ヴォルギン大佐がアメリカの核弾頭を撃ち込んだ
アメリカ政府はフルシチョフから潔白を求められた。「遺産」の奪取という当初の計画を中止する事もできない
作戦のシナリオは大きく加筆。修正させられた。
アメリカ政府の潔白を証明するために、ザ・ボスは抹殺されなければいけない…
自らの政府の手によって、公に―。そして後々まで記録されなければいけない。
それが穏便にすませる最善の策だと結論された
生還は許されなかった。自決も許されない
あなたに…愛した弟子によって命を絶たれる…それが政府の望んだ、遂行されなくてはならない…
彼女に課せられた任務…あなたに殺される事が…彼女に与えられた責務だった
軍務のために仲間を背く。常人なら到底耐えられない重荷彼女は―汚名を着せられたまま葬られる。後の世紀まで彼女は語りつがれる
アメリカでは恥知らずの売国奴として…ソ連では核兵器を撃ち込んだ凶人として…
表の世界史に犯罪者として永久に記録される
誰にも理解されないまま…それが―ザ・ボスの最後の任務。彼女は見事に任務を全うしたでも、あなただけには伝えたかったのだと思う。あなたの記憶の中には。
残りたかったんだと思う。軍人としてではなく、女としてだけど、自分の口から伝える事は禁じられていた。それで私に真実を…
スネーク。これは―歴史には記録されない、誰にも伝えられる事のない、
あなたの心だけに残す 彼女の―帰還報告
全ては国のため、祖国の為、名誉も命も捧げた彼女こそが英雄よ。彼女こそが、真の―愛国者」スネークはザ・ボスの墓の前に立ち、涙を流しながら敬礼した
その後ネイキッド・スネークは、アメリカに対して反旗を翻し、独自の国家を築くが、
アメリカ政府が極秘開発したクローンであるソリッド・スネークにより葬られる