DNA鑑定

471 名前:自治スレでローカルルール他を議論中 :2010/10/26(火) 14:17:13
90年代くらいの、DNA鑑定が一般化し始めたころに見た2時間物のテレビドラマ。

ある中堅企業の社長の妻である主人公は、亭主関白な夫が愛人に子供を産ませたことを知り動揺する。
そんな折、夫の部下(既婚)が悩みの相談で優しく接してくれ、やがて一度だけ男女の関係を持つ。
その直後、主人公の妊娠が発覚した。今まで夫とはなかなか子供ができなかったのにもしや、と主人公は疑い
部下に妊娠を打ち明けると、優しかったその男はとたんに手の平を返して疎遠になった。
モヤモヤした気持ちを抱えつつ、一人息子を産む主人公。
時は流れ、息子が10歳くらいになった頃、前々から自分には全く似ていないことで妻の浮気を疑っていた夫は
愛人とともにDNA親子鑑定をするよう主人公に突き付ける。
もし他の男の子供なら、離婚して母子ともに追い出し、愛人の子を跡継ぎに据えるというのだ。
困った主人公は、秘密裏に愛人と接触を図る。
社長に愛想を尽かしつつあり、子連れ結婚でもいいと受け入れてくれた恋人ができた愛人は、
スムーズに自身の手切れを進める目的もあり、利害の一致で主人公と保険証を交換し互いに相手になりすますことを提案。
立場を入れ替えて受診し、採血でDNA鑑定した結果、“妻の子(実際には愛人の子)”は実子だが
“愛人の子(実際には妻の子)”とは血が繋がっていなかった。
「あいつは俺に囲われながら別の男がいたんだ!」と激怒した社長は愛人と手を切り、
「やっぱりお前だけが俺の息子だ!」と喜んで主人公の子を抱きしめる。
親子団欒の図に、「これでまた日常どおりだ。私が自分の大きな秘密を知ってしまった以外は」と
主人公のナレーションがかぶってEND。

途中、主人公が親友(女友達)に秘密を打ち明けて相談する場面で
「科学の進歩が人間を幸せにするとは限らない。昔なら何も知らないまま過ごせた家族の秘密まで暴き、平穏を崩してしまう」
といったような会話が出てきたりして、DNA親子鑑定の広まりの是非を問うドラマだったんだろうけど、
第三者や何の罪もない息子達が言うならともかく
先に愛人作ったのが夫だろうが何だろうが、まともに避妊せず不倫して婚外子を孕んだお前が言うなよと思った。


472 名前:自治スレでローカルルール他を議論中 :2010/10/26(火) 14:26:16
>>471
後味悪いね。

ところで
>>「これでまた日常どおりだ。私が自分の大きな秘密を知ってしまった以外は」
の「大きな秘密」とは、我が子が夫の子じゃないってこと?
秘密って言い方はなんなんだよ…自分がよその男とせっせと作った子供で可能性があるのはずーっと分かってたことじゃん…
あまりにそぐわなくて、他の意味があるのか考えたんだけど分からない。
なんか不倫者のくせに微妙に被害者ぶってるというか異常事態に浸ってるというかそういう態度なのは分かるから後味の悪さは感じるんだけど。
普通はせめて罪悪感の塊になって生きてくよなぁ…なんか、何で罪を突きつけられた態度じゃなくて妙に気取ってんだろ。


473 名前:自治スレでローカルルール他を議論中 :2010/10/26(火) 14:40:55
>>472
「関係を持ったのはあの一度きりだし、まさかね…」と思いつつ
本人もどちらの子供か鑑定を受けてみるまではハッキリ分からない感じだった。

「亭主関白な夫に女としての尊厳を傷付けられ、
傷心の私を慰めてくれるナイトだと思っていた男性は、実際には自己保身第一で逃げ出す単なる小心者で
みんなに裏切られ責め立てられる可哀そうなアテクシ」みたいな
ある種の主婦層の共感を狙ってそうなレディース小説ばりの主人公だった。


474 名前:自治スレでローカルルール他を議論中 :2010/10/26(火) 14:45:13
間男に良い奴なんているはず無いのにね。

475 名前:自治スレでローカルルール他を議論中 :2010/10/26(火) 14:53:39
ある意味お似合いな夫婦

479 名前:自治スレでローカルルール他を議論中 :2010/10/26(火) 15:52:08
>>471
乙!タイトル忘れたけど原作はマジで小説だよw
主人公の息子(不倫相手との子)は夫と違い不倫相手と同じ左利き
だったり音楽の才能があったり(なかったほうかも?)と、典型的な
疑われるシチュエーションだったよねw
夫も疑ってる最中はなついてくる息子に非がないのに手をあげたり
酷い態度だったのに、DNA鑑定書?を読んだとたんに息子を招いて
膝に乗せて優しく話しかけたりとこれまたベタな展開だったw