CSI:科学捜査班/シーズン2第6話「冤罪兄弟へのレクイエム」
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835 名前:本当にあった怖い名無し :2011/11/15(火) 03:17:39.37
- CSI:ラスベガスのやつ
ネタバレなんで観てない人はスルーしてね。弟が凶暴な兄の罪を被ってしまう。
その兄は、セルフのガソリンスタンドで給油していた中年男性に向かい、
俺のほうが順番が先だったなどと意味不明な因縁をつけ殺害、
それを目撃してしまった他の男性をも殺害した。弟は兄に「お前だけが頼りなんだ」と頼まれて遺体を運び、埋めている途中をパトロールに発見され通報された。
いつか兄がかばい立ててくれると信じ、彼は素直に逮捕されたのだった。
CSI捜査官は証拠から弟を黒だと判断し始めていたが、
身辺調査でその兄が累々たる凶暴な前歴があることを知り兄を疑い始めた。兄は狡猾だかバカだか解らないが、
犯行当時の自分の衣服をドライクリーニングに出していてDNA鑑定ができなくなったり
ジャガイモを銃のサイレンサーに使っていたが詰まったのでドライバーで銃口を突くなどして、その結果、
証拠の弾の銃創と所持していた銃の銃創が一致しなくなったり、
殺人に使った凶器を一度弟に握らせてから提出させたり、
とにかくこれといった証拠がない。尋問から解放された兄を弟は留置場からじっと見つめる。
このときも、兄ならうまくやってくれるにちがいないと信じていた。
きっと兄さんがこの状況から自分を解放してくれて、労ってくれるに違いないと。CSI捜査官の奔走にも関わらず、弟は陪審員判決で死刑になった。
兄はこない。弟は留置場で手首を噛み切って死ぬ。