Ib

180 名前:本当にあった怖い名無し :2012/05/09(水) 01:55:27.07
少しうろ覚えだけど、フリーゲーム「Ib」のメアリーのエピソード。
一応ネタバレ注意

主人公のイヴは家族と一緒に、美術家「ゲルテナ」の作品を見に美術館に来ていたら、
異世界のような不思議な場所に迷いこんでしまう。

そして色々冒険していくと、イヴは青年のギャリーとイヴと同じくらいの年齢のメアリーに出会う。
話を聞くと彼らもイヴと同じように迷いこんでしまったのだという。

そして3人で協力して進んでいく途中、3人はある理由で二手に別れてしまい、ギャリーが1人になってしまう。
1人になったギャリーは2人と合流する手掛かりをさがしていくのだが、
そのなかでゲルテナの作品がアルファベット順で載った本をみつける。

そこでMのページをみてみると、なんとメアリーが載っていた。
解説によると、ゲルテナ氏生涯最期の作品で、まるでそこにいるかのようにたたずんでいるのだという。

メアリーは人間ではなく、絵に宿った魂が人の形をしているだけ、という事実に驚愕するギャリー。

その後なんとか2人と合流してイヴにメアリーの正体を伝え、倒れていたメアリーをおいて進むイヴとギャリー。


181 名前:本当にあった怖い名無し :2012/05/09(水) 01:56:06.34
そして物語を進めていくうちに、元の世界に帰るため2人は彼女の部屋に入ることに。
だがそこでメアリーに見つかってしまう。
追いかけてくるメアリーからとっさに逃げ、「もうこれしかない!」と2人はメアリーの絵を燃やそうとする。

「お願い、やめて!」とメアリーは止めるが、絵は燃やされてしまい、メアリーは死んでしまう。

その後部屋にある玩具などを調べていくと、メアリーの日記を発見する。
日記の内容は「みんな(ゲルテナの他の作品)は中で人にみられるだけでうれしいけれど、
メアリーは外にでていっしょにあそびたい。はやくだれかこないかなぁ」というものだった。

そして部屋にある絵本の題名が「ともだちのつくりかた」。

メアリーはずっとひとりぼっちで、挙句燃やされてしまうけど、かといってメアリーが死なないような選択肢選ぶと、
今度はギャリーが必ず死んでしまうのが後味悪い…


195 名前:本当にあった怖い名無し :2012/05/09(水) 09:38:58.79
>>180
メアリーが実は普通の人間だったのに燃やしてしまった、ってんなら後味悪いけど、絵なんでしょ?
そんなんが現実世界に来ても何も出来ないじゃん。燃やして正解。