X-DAY（田村由美）

少女がクラスメイトを殺した。少女の名前は春美で殺されたのは真弓という少女だった。
理由を刑事が尋ねると、春美はこう言った。
「あたしをいじめるんだもの」

場面は変わって学校。
春美はいじめられていて、トイレの水に顔を突っ込まれていたりした。
いじめっ子の笑い声が響き渡る中、真弓が現れ
「長いこといたらトイレのにおいが移るよ」
といいながらいじめっこたちを止めた。そして春美を見下すようにみて去って行った。
春美にはいじめっ子たちを陰で操っているのが真弓だと分かっていた。
小学校からの親友も奪われ、仲の良いところも見せつけられた。
そして教室に変えれば春美のいすがなかった。真弓が見ている。
授業が終わり真弓にイスを返すように言ったが、
しらを切られさらに友達を奪ったなんてどういうことだと言われる。
そして周りもはっきり言えといわれ、真弓には「イライラする」などと乱暴なことを言われ、
嫌になり帰ろうとすると足を抱かれ転ばされた。
そんなストレスを抱えた春美は万引きをしようとする。ところがそれを真弓に見られてしまった。
手に取っていたものを急いで返し家に帰ったところで真弓から電話がかかってきた。
「すぐそこまで来ている。一対一で話しようじゃないの」と。
彼女が一人で来るはずがない。いやだ。いやだ。

玄関のベルが鳴る。そして事件は起こった。

しかしこれでは終わらない。これは春美視点。