境界のRINNE/第156話「首飾りの行方」(高橋留美子)
-
810 名前:1/2 :2012/08/08(水) 13:22:42.44
- この話は前編と後編に分かれてて、俺は仕事忙しくて前編読み忘れてて後編だけ読んだ身なんだけど投下する。
そういうの嫌な人はスルーしてコメディー漫画『境界のリンネ』の1エピソード。念のため言っておくけど、ギャグとして書かれてます
海水浴にやって来た主人公とその仲間達は、生前の未練から女性ばかりに悪戯を繰り返す少年の幽霊と出会う
霊能力者である主人公達は少年の未練を晴らして成仏させようと悪戦苦闘する
最終的に主人公は「記憶を再現する魔術」を使い、少年の記憶と浜辺の砂を媒介に、一人の少女を作り出す生前、少年は少女に想いを寄せていたが、幼い故に素直になれず、少女に対して嫌がらせばかりしていた
ある日、少年は生ゴミで作ったネックレスを無理やり少女にプレゼントし、少女を泣かせてしまう
それから少年は少女への謝罪のために貝殻のネックレスを作ろうと必死に貝殻を集め始めるが、その最中に溺れて死んでしまう
未練から成仏できなかった少年は、幽霊の身でありながら貝殻のネックレスを完成させる
その後も少年はいつか渡せる事を願ってネックレスを幾つも作り続け、大量のネックレスを海底の岩場に溜め込んでいた
-
811 名前:2/2 :2012/08/08(水) 13:24:07.53
- 少年は、主人公が作った砂の少女にネックレスをプレゼントしようとする
しかし、海底の岩場に隠しておいた筈のネックレスは波に流されてしまっており、
少年は半泣きになりながら必死にネックレスを探し続ける
そんな少年に砂の少女は「ネックレスは既に受け取っている」と言う
砂の少女は、少年の死後、自分は何度もこの浜辺に訪れ、砂浜に流れ着く貝殻のネックレスを拾い続けていたのだと語る
自分の未練が果たされていたことを知った少年は成仏し、砂の少女も元の砂に戻る
主人公の仲間は「“少年の記憶”と“砂”を媒介に再現された筈の少女が何故このようなことを言ったのか」と疑問に感じ、
主人公は「ネックレスを拾い続けていた少女の想いが砂浜の砂に染み込んでいたのだ」と悟る宿泊している海辺の旅館に戻った主人公達は、旅館経営者のババアがあの少女本人だったという事実を知る
旅館では貝殻のネックレスが大量に売られていた
おわりいや、ギャグなんだけどぉ・・・(´・ω・)