ゴルゴ13/第309話「死仮面の館」(さいとうたかを)
-
367 名前:1/2 :2012/11/17(土) 21:52:12.41
- ゴルゴ13の一篇「死仮面(デスマスク)の館」
老未亡人のA夫人、甥B、婚約者C、女執事Dが暮らす古城に、ゴルゴ13がやって来た。
小説家のトーゴー氏として、一家の友人である某伯爵の紹介状を携えて。
執筆のため城に滞在することになったゴルゴを、老女Dは無表情に見守る。BとCは財産目当てでA夫人を殺そうとしていた。
Cが理由をつけてゴルゴを寝室に呼ぶ、その隙にBがA夫人を殺す。
Cが悲鳴をあげてBを呼ぶ、Cの寝室に「押し入った」のがばれたゴルゴは
城から逃げ出す、という読者から見れば穴だらけの計画を実行する。
Cはゴルゴに、Bの事で相談がある、Bは顔の火傷痕を気にして、
Cの寝室に来るときはいつも壁の仮面をつけているからあなたもそうしてくれ、
深夜の見回りを欠かさないDに見られても誤魔化せるから。と持ちかける。
-
368 名前:2/2 :2012/11/17(土) 21:53:16.82
- 仮面のBは寝ているA夫人に銃を向けるが、仮面のゴルゴに射殺される。
銃声を聞いて飛び込んできたCもゴルゴに銃を向けるが、当然射殺される。やはり二人は奥様を殺そうとしていたのですね、
睡眠薬を常用していて気づかなかったのが幸いです、とうなだれるD。
ゴルゴは、BCの計画を知ったDから相談を受けた某伯爵の依頼でやって来たのだった。朝になったらどう説明するんだろうか?
死体を始末してBとCがいきなり出ていったと嘘をついても、
BとCがA夫人を殺そうとしていたと教えても、老夫人にはショックじゃないかな。
-
369 名前:本当にあった怖い名無し :2012/11/18(日) 00:28:21.82
- >>368
むしろ後味のすっきりする話じゃない?
未亡人はお気の毒だけれどむざむざ殺されるよりよほど良いじゃん。