赤い文化住宅の初子
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516:本当にあった怖い名無し:2012/12/31(月) 16:30:15.84
- 赤い文化住宅の初子
マンガと映画とあるけど、映画の方について
ただ昔に見たから、色々と違う部分があるかも主人公の初子は中学生で、兄と広島で二人暮らしをしている
父は借金苦で蒸発中、母は借金返済のため、過労死している
そのため生活が苦しい
兄は中卒で工場で働いて、初子もラーメン屋でバイトしてるけど、ぜんぜん足りない
バイト帰りには「金、金、金…」と思わず口から出るほど何もかも足りない
電話もない
そんな貧乏暮らしを恥じている彼女は、クラスメイトと距離を置きがちでいる
というか、無限の未来を信じ、無邪気な親切心にあふれるクラスメイトとは言葉が通じない
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518:516:2012/12/31(月) 16:41:03.13
- 初子2/4
兄は中学卒業後は働けと言う
初子は進学したい
勉強を教えてくれるボーイフレンドと同じ高校に行きたいからだ
彼は将来結婚しようとまで言ってくれているある日兄が工場をクビになり、初子もバイトをクビになり、生活はますます苦しくなる
いよいよ追いつめられるなか、親切な女性が現れる
言葉だけでなくお金までくれた
が、その女性に連れられて行った先は宗教施設だった
運よく担任が居合わせたために帰宅できたが、担任は彼女を突き放す
「あんた、いっつも誰かが助けてくれるいうて思うとるんじゃろ」
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519 :516:2012/12/31(月) 16:42:36.31
- 初子3/4
結局進学は断念し、何とか就職先を見つけ、働く初子
ある日ホームレスが声をかけてくる
父親だった
激しく拒絶された父親は、文化住宅に火を放って焼身自殺する母親との思い出のつまった家も、思い出の品物も無くした兄妹は、大阪に引っ越すことを決意する
出発の日、授業を抜け出して、結婚の約束をしてくれたボーイフレンドが見送りに来てくれる
初子と彼のキスシーンで幕
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520 :516:2012/12/31(月) 16:46:34.03
- 初子4/4
最後に光があるようだけど、実は初子には妄想癖があり、ボーイフレンドのくだりが妄想らしい暗示がある
教えてもらった自宅の電話番号にかけても通じない?とか
もしも妄想なら、ただ悲惨な話ということになる
加えて中卒の兄妹で大阪に行っても、生活は相当苦しいだろうから、未来は明るくはなさそうだと思われる
登場人物が皆、初子の味方である部分とそうでない部分があって後味が悪い。変にリアルで
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521 :本当にあった怖い名無し:2012/12/31(月) 16:51:51.46
- 漫画版では先生が糞で当然のように初子に夜の仕事を進めるのが衝撃的だった
男の子は実在してたけど夢みたいな事ばかり言うから初子の現実とはかけ離れちゃってて
結局救いがなかった
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522 :本当にあった怖い名無し:2012/12/31(月) 19:15:14.93
- >>521
>漫画版では先生が糞で当然のように初子に夜の仕事を進めるのが衝撃的だった勧めてない勧めてないw
ちょっとふざけて
「女の子は就職しなくたって、いざとなれば~」的なことを言ったら、
他の先生が「風俗なんてイカンぞ!」
「えー、結婚って言おうとしたのにー」
ってやり取りだった。
まあ、出会い系で遊びまくってて、糞なのには変わりないけど。