聖剣伝説 LEGEND OF MANA
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757:本当にあった怖い名無し:2013/01/09(水) 14:32:24.68
- 聖剣伝説レジェンドオブマナ(以下LOMと表記)から
LOMは短いシナリオが結構な数で構成されたRPGで、
いくつかのシナリオにまたがった話が3つ存在する
その内の一つ、一部からは『幼馴染編』と呼ばれる話をするシナリオによってはプレイヤー(主人公)が主役だったり傍観者だったりするのだが、
幼馴染編では戦闘以外は基本的には傍観者の立場になる
この話のメインキャラクターは以下の4人・マチルダ…有名な司祭の家柄の出身だが、
小さい頃は自由がない将来を嫌悪し幼馴染の一人と一度は逃げ出す
現在は達観した態度となり、個々の自由を尊重する考えを持つ
・エスカデ…有名な騎士の家柄出身で、自分が信じるもの以外は悪だと考えている
よく言えば真っ直ぐ、悪く言えば頑固な性格で、
マチルダと逃げ出した幼馴染を「悪魔野郎」と呼ぶ
・ダナエ…マチルダの家の寺院で僧兵で、
ある理由から衰弱していってしまってるマチルダを助ける為に奔走する
マチルダの幸せの実現を願い、考えの相違からエスカデとたびたび対立する
・アーウィン…人間と悪魔の間に生まれ、疎まれて育つ
マチルダと逃げた際、彼女が衰弱する原因を作ってしまった事や自身の本能に苦悩するこの話は発生するシナリオの順番で書くとわかりにくいと思うから、
時系列順に簡単に紹介する
うろ覚えがあるから、違ったらすまない
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758:本当にあった怖い名無し:2013/01/09(水) 15:16:44.51
- 10年前、寺院の司祭になる運命に嫌悪したマチルダは
アーウィンと共に一度は寺院から逃げ出すものの、
逃げ出しても何も変わらない事も同時に自覚しており、途中で逃走を断念する
そんなマチルダを助けようと、アーウィンは
「彼女の家柄を守護する精霊の力を奪えば、その苦悩から解放できる」
と精霊の力を奪う
しかし『マチルダの肉体が急激に老化する』という結果を生み出してしまう
マチルダ捜索に来ていたエスカデはその瞬間を目撃し、
元からアーウィンに良い感情を持ってなかった事もあり、
本気で彼を殺しにかかるが返り討ちにされ、奈落へと送られる(要は死亡)精霊の力を失い老化していくマチルダを心配し、
ダナエは賢者に知恵を借りようと奔走するが徒労に終わる
アーウィンは自身が招いた結果を後悔し、
人間界とは時の流れが異なる精霊界へ彼女を連れて来ようとするが、
人間を嫌悪する妖精が多い為、精霊が彼女に反感を持たせないように、
位の高い精霊王として彼女を迎え入れようと行動する
奈落へ落ちたエスカデは、奈落を管理する賢者から剣の手ほどきを受け、
アーウィン討伐を使命と思うようになる
老いていくマチルダは個々の自由を尊重する考えに達するものの、
自分のせいで3人がすれ違うさまに苦悩するそして10年後
人間に反感を抱く妖精を支配できる程成長したアーウィンは、
マチルダを精霊王にする為に姿を現す
時を同じくして、賢者から許可を得て奈落からエスカデが戻ってくる
マチルダを攫うアーウィンをエスカデ・ダナエの2人が一旦は阻止するものの、
アーウィンの真意を知り彼の考えを支持するダナエと
打倒アーウィンを使命とするエスカデは対立
その場にいたプレイヤーはどちらかに加勢する事を強いられ、
加勢しなかった方を殺す事になる
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759 :本当にあった怖い名無し:2013/01/09(水) 15:30:55.88
- アーウィンから精霊王になる申し出を、マチルダは拒否する
その答えを聞いた彼はマチルダが精霊界に行かせる為、
そして彼女を拒んだこの世界を滅ぼす為に、
かつて世界を滅ぼしかねなかったドラゴンを復活させる
プレイヤーはそれを阻止する為に大きな鳥の力を借りてドラゴンの背を上り、
悪魔の力を解放したアーウィンを倒す
アーウィン討伐後すぐに寺院へと戻ると、寺院の僧がプレイヤーの前にやってくる
「たった今、マチルダ様がお亡くなりになられました…」場面は奈落へと移る
26歳にして老衰したマチルダを、管理者である賢者が迎え入れる
世界に存在する賢者の一人として彼女が招かれたのだ
その話を2人がしていると死者の一人が管理者の元へやってきて、
アーウィンが奈落の深部で暴れている事を告げた
他の死者を拒絶し力で抑えようとする彼の前に、
管理者ではなく賢者としてマチルダが来る
周りにいた死者を遠ざけた彼女は「肉体という枷はなくなった」と言い、
言葉や態度では表してないものの、アーウィンとの再会を喜ぶ
しかしアーウィンは後悔から彼女を拒絶し、奈落のさらに深層部へと姿を消し、
この話はようやくの終了を迎える
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762 :本当にあった怖い名無し:2013/01/09(水) 15:44:47.74
- 以上の流れから幼馴染4人のうち、どう頑張っても生存するのは
エスカデ・ダナエのどちらか一人しかいない
一応は、それ以外の分岐は一つだけ存在する
『エスカデに加勢し、最後のアーウィン戦の際に彼を連れてこない』
という条件を満たせば良いのだが、
この場合では「エスカデは単身アーウィンの元に向かうが、目の前で力尽きる」
という流れになり、幼馴染は全員死亡する事になる「全員奈落で会えるのなら…」と考えてしまえばまだ救いはあるが、
実は他のシナリオでプレイヤーは奈落へ行けるようになる
この話の終了後に奈落へ行っても、4人全員がそろう事はなく
それぞれがすれ違ったままとなっている他の大きな2つの話では希望や救いがあるのに対して、
誰一人救われないこの話にとても後味悪く感じた
調べてみたら「ライブ・ア・ライブ」のシナリオ担当した
井上信行が担当していたから納得した
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763 :本当にあった怖い名無し:2013/01/09(水) 15:49:11.15
- LOM懐かしいな
漫画版は救いがあったよね
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764 :本当にあった怖い名無し:2013/01/09(水) 15:51:50.71
- >>763
そうなんだが、町1つ分の人命は確実に失われているんだよな…
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765 :本当にあった怖い名無し:2013/01/09(水) 16:04:28.61
- 聖剣は2と3と新約しかやってないなー
DSにいくつかあったっけ?買ってみようかな