うみねこのなく頃に
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724:1/5:2013/09/12(木) 16:02:34.51
- 「うみねこのなく頃に」ジャンルは同人ノベルゲー
前作「ひぐらしのなく頃に」と同じ作者だが、直接話につながりはない
共通しているのは
・出題編と回答編のそれぞれ四編、計八編で構成され、段階的に発表される連載作品
・同じ設定で一編ごとに犯人と被害者がころころ入れ替わる
ってのは共通している粗筋は富豪一族の隠し財産をめぐる、典型的な孤島ミステリー
恒例の親族会議のために魔女と黄金のうわさが囁かれていた島に降り立った主人公
しかし肝心の当主は何時までも姿を見せず、かわりに魔女を名乗る謎の人物から手紙が届けらる
内容は、いわく当主の財産は私が授けた黄金から生まれた
当主の死後、そのすべてを返してもらう約束がある
しかし、ある碑文の謎が解ければ、その人物に財産のすべてと当主の座を渡す突然現れた遺産の簒奪者に、しかし、その返してもらうという意味が
命さえも含むのだと気づくと、一同はパニックになった
密室や一斉虐殺など、人間には実行不可能な方法で次々に人が殺され
本物の魔女の存在さえも疑われ始める
奇しくも一度に殺される人数と順番は碑文に記されていた文章と酷似していた
そして、ついに主人公の命も失われてしまう
すべてが終わった後、事件の内容が示されたボトルメッセージが流れ着く
「どうか、これを見たあなた、真相を見つけてください」
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725:2/5:2013/09/12(木) 16:04:18.03
- ひぐらしにはない、うみねこ独特のシステムに「赤字」ってものがある
これは赤字で語られる文章はすべて真実であるってこと幻覚による物品の脳内変換、幻覚を引き起こす寄生虫、一度は否定された未知の薬品
実在する神様の存在、自衛隊による大規模な作戦と証拠の隠滅など
前作ひぐらしはやっちゃいけないことを縦横無尽にやりまくった
(ttp://occult-atoaji.sakura.ne.jp/?p=8978)
これを許せば、考える範囲が広すぎて推理のしようがない
普通は余計なことを考えない、させないために、読者との間には暗黙の了解がある
ノックスの十戒、言い換えれば信頼だね
それを失っていた作者は、当たり前のことをわざわざ「赤字」で言わなくちゃいけなかった
・宇宙人はいません
・国は関係ありません
ってね
ファンタジーの可能性を考慮するミステリーなんてやってらんないだが作者はまたやらかした、2編3編と魔法の存在を明確に書きやがった\(^o^)/
登場人物が黄金の蝶を出現させ、魔法で人を空から突き落としたり、
いき返させてゼリーで窒息死させたり
そのほか、魔女の部下が多数出現して魔法で人を殺していく
もはや赤字に何の意味があるんだ、またファンタジーか疑う作業から(r当然のように批判が殺到した結果、作者はあわてて次の話で、
魔法=嘘や誤解、妄想や作り話であると種明かしつまり、犯人が魔法によって被害者を殺したのなら
描写がどうであれ、魔法はまったくの嘘
犯人が被害者を殺した、という部分のみが事実になる
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726 :3/5:2013/09/12(木) 16:06:39.48
- そしてこの魔法というものが実に厄介
作中では魔女幻想と呼ばれるが、これは登場人物が能動的に現実(シーン)を改変したもの
端的にいうと自覚ありの妄想だ
それを本編進行中、その人物の視点でふとはさまれるので、何を信じていいかわからなくなる
しかも魔女幻想は数人で口裏を合わせて嘘をついている場合もあり、人の証言もすべて信用できないこれでは何を信じればいい?推理にいたるための最低限のものさえ与えられない
そして4編終了時点で、1編2編の話は嘘だと発覚
ボトルメッセージの作者が事実ではなく物語を書いたのであれば
魔法だろうが回答不在の密室だろうが、筋は通るけど、それはありですか?こうして、非難が増え読者が離れ始めると、作者はなんと作中で読者を挑発しだす
しかし、作者の読者批判を通しで見るとエピソード1 → 真相を突き止めてみろ!
推理可能性に疑問 → 魔女に屈服!
推理をしない読者 → エサを与えられるだけの怠惰な豚!
推理をする読者 → 真相を探る野暮な奴は山羊
読むのを諦める → 戦いを前に尻尾を巻いて逃げる卑怯者!
(上記はコピペ)
と、何がしたいのか支離滅裂である普段の勘違いしたような言動もあいまって、これは大炎上した
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728 :4/5:2013/09/12(木) 16:08:40.99
- そして、7編目
この話では孤島の事件よりも過去の話が語られ、魔女の正体が発覚する
なんと魔女は使用人の女の3番目の人格だった
魔女は碑文の謎をすでに解き明かしており、当主の座についていた
3番目の人格は、自分を使用人だと思っていないので
かつて「赤字」で示された「使用人は犯人ではない」、これを突破する使用人の出生は、父(当主)とその実の娘との近親相姦で生まれた子供だった
しかし、赤ん坊のときに一族の一人が起こした、とある事故のせいで、
恋をすることが許されない体になった
使用人は表向き死亡したことになり、一族が作った養護施設で育ち、後に使用人になる
かつて主人公から白馬に乗って迎えにいくと約束されるが
その約束は諸事情で果たされなかったそれらすべてが合わさって、一族に恨みを抱き今回の犯人になる
ちなみに使用人は主人公への恋心を魔女、三番目の人格に委譲していたので
本編では主人公に未練のある様子など、まったくない
それどころか主人公の従兄弟を恋人にしていた
伏線位はってくれよ\(^o^)/
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729 :5/5:2013/09/12(木) 16:12:26.90
- 肝心の最終話
途中できったアンチも、作者をかばい続けた信者も、
このときばかりは同じ気持ちだっただろう
アニメ化もした、コミックも連載中だ
ひぐらしはまさかの中国共産党が黒幕という驚愕の落ちだったが、
同じことをしたら各種方面に、しゃれにならない迷惑がかかる……うみねこの真相は……なんと、
明かされなかった\(^o^)/
いやまじで
まさか風呂敷を畳みきれなったひぐらしが批判されたからって風呂敷投棄するなんて
批判と罵倒で本すれは大炎上、信者は隔離すれに行けといわれる始末
コミケでは両隣を王手サークルに挟まれる中、さながらモーゼのようだと称された
総すかん状態である
アニメは解決編を丸々残しているが、いまだに続編を作るという話は聞いていない
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730 :本当にあった怖い名無し:2013/09/12(木) 16:15:59.71
- 真相が明かされなかった、ってのは
使用人の第三人格が犯人 が真相ではないの?
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748 :本当にあった怖い名無し:2013/09/12(木) 22:44:22.14
- >>729はまだマシな書き方してる。
うみねこ作者、簡単に言えば、今まで色々真相をあーだこーだ言ってる読者達自体を
「フィクションとは言え、人様の傷えぐるような真相必死こいて探すなんてお前らクズだな」
って言って真相は謎のままにした。
だから、今まで必死に推理してた読者が大噴火した。
しかも、それを悪びれもせずにブログとかでものたまったもんだから
急速に作者の人気はしぼんでったって訳。
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753 :本当にあった怖い名無し:2013/09/12(木) 23:23:59.89
- ミステリーものに限らずファンならこの先の展開予想して
あーだこうだ話すのは普通のことかと思っていたが
それに憤慨する作者もいるんだなw
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755 :本当にあった怖い名無し:2013/09/12(木) 23:32:47.06
- >>753
いや、どうも作者が既にいくつか考えていた結末を全部当てられて
どうにもならなくなったって感じなんだよなあ…
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766 :本当にあった怖い名無し:2013/09/13(金) 00:22:04.98
- >>755
それで結末を捻じ曲げようとしたら、
それまでの材料・伏線と噛み合わなくなった、ってのもあるのか
作者という神といえども既に作り上げた世界に手を加えるのは反則だよなぁ
それもそんなつまらん理由でさむしろ「真相を当てた方々、おめでとうございます」とか言っとけば、
信者は固定するし、またミステリー作家としての立場を守れた気がするけどな
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768 :本当にあった怖い名無し:2013/09/13(金) 00:25:55.68
- >>766
いやまあ、うみねこの場合は読者の反応を見て
それとは違う結末にしますって明言してたんだよ
結局それが自分の首を絞めることになったようだが
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790 :1/3:2013/09/13(金) 12:51:41.78
- >>730
1編ごとに犯人変わるから、わからん
犯人説はあるが、惨劇を逃れた主人公の妹が真実を知ると
ショックを受けたので、主人公の両親や主人公本人ではないかという説が有力
実際の孤島の事件ではく、あくまでも7編のみの話というなら使用人が犯人だが
うみねこは犯人がわかっても真相がわかるゲームじゃないんだよw以下うみねこの魔女幻想の後味の悪い話
前にも書いたが、魔女幻想と言うのは
自覚のある妄想であるそれを踏まえた上で下を見てほしい
「右代宮 金蔵と魔女の出会い」
当主である金蔵はもともと分家筋の人間
関東大震災で傾いた家を復興させるために
お飾りとして一族の長老から、若き日の彼が抜擢されたのだもちろん、操り人形のような生活は心地よいものではなく
酒や趣味に鬱屈をぶつけるような生活で時を過ごし、20年
気づけば、押し付けられた妻との間に子供もできていた金蔵はそんな人生に嫌気が差して軍に入る
時はww2の真っ只中、価値のある死はどこにでも転がっているはず
しかし配属されたのは、当時は無人島の、例の孤島
米軍も来ないような、戦略価値のない忘れられた場所だった
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791 :2/3:2013/09/13(金) 12:53:25.01
- 再び無為な生活を繰り返していたある日、イタリア軍の船が港に着いた
通訳として上官に呼び出された金蔵は
そこで、金髪碧眼の美しい女性と出会う
彼女はイタリア人の通訳、名をベアトリーチェといった
この出会いが、人形同然だった金蔵に魂を吹き込むことになる船は事故を起こして動かせないとのことなので、一行は島に滞在することに
二人は両国の通訳同士、すぐに友人になった
ベアトは金蔵の紳士な態度を気に入り、
金蔵はとくに、妻に抱いたことのない胸の高鳴りまでも覚えた
叶わない思いだとしてもそばにいられるだけでいい、
金蔵の願いが届いたのか、迎えの船は2週間を過ぎても来なかったこれに焦れたのはイタリア側
じつは船には莫大な金塊が詰まれており、その重さで船体は浸水中、沈みかけていた
船は動かず、迎えも来ない、もはや島に隠すしかないが、その労力は少なくはない
しぶしぶ日本側に現状を伝えると、なんと金蔵の上官は労力と引き換えに4割の謝礼を要求する当然、もめにもめた挙句殺し合いが発生
それは恐慌状態の中、自分以外はすべて殺す、といったものに変化し、
島はあちこちで阿鼻叫喚の地獄絵図が繰り広げられた
金蔵はその合間をベアトを守りたい一身で駆け抜けて、ベアトを殺そうとしていた上官を撃ち殺す
終わってみれば、金蔵とベアト、二人以外の生存者はいなかった金蔵は負傷したベアトを、近くの島の医者に連れて行く
「迎えがくる数日の間でいいの、私をさらって」
金蔵にとって彼女は魔女だった、自分に魂を与えた美しい黄金の魔女
金蔵はその願いを半分だけ叶える彼は魔女をいつまでもさらう
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792 :3/3:2013/09/13(金) 12:56:22.88
- 金蔵はその金塊を元手に戦後の混乱や朝鮮の戦争特需で
財を築き、家をみごとに再興させた魔女は最愛の人の子供と引き換えに命を落とすが、
数年後彼女は魔法によって蘇り、記憶は失っていたものの金蔵の前に再び現れた
金蔵は、島の奥深くに魔女のための屋敷を作り、畏敬の念を表したのだった以上が金蔵の言い分である
事実としてわかっているのは
・金塊総取り&怪我した美女ゲット
・娘を島に監禁して、外界に触れさせなかった
・その娘に手を出して、孕ませたちなみに本人は、
・極度の男尊女卑で息子の嫁は一族として認めないほど
・女に学はいらんと、妻の娘がいくらがんばっても認めない
・妻の子供は木刀で打ち据える
・この教育方針のせいで子供の大半がゆがんで育った
と、こういう性格であるそしてこれも魔女幻想か、真実なのか定かではないが
7編のラストで、金蔵が主導で金塊を奪おうと画策するシーンが描かれている
また3編では魔女が「金蔵の片思い、言い寄ってきたが、妾は相手にしなかった」と証言している