影≒光/陰陽編(影名浅海)
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982:本当にあった怖い名無し:2013/02/21(木) 01:37:16.12
- 影≒光ってラノベの3巻
妖怪を退治する力を持った退魔師の一族の青年が、
次期党首を決める争いで弟に負けた腹いせで鬼の血を飲んで妖怪化してしまう
青年によって一族を皆殺しにされ弟も瀕死の重症を負ったが、
ただ一人難を逃れた妹が弟(妹からしたら兄)を救う
自分を救うために力を使い果たして昏睡状態になった妹を病院に預けた弟は
青年に対抗する為に近くの退魔師の一族に応援を頼みに向かった
だが、そこも既に青年によって滅ぼされてしまっていた
妖怪化した人間は殺すのが退魔師の掟。
弟は家族やこの一族の無念を払す為にも兄を殺すことを誓ったとは言ったものの一人では敵わないので弟は
妹を預けた病院の医師から紹介された退魔師の一族に応援を頼んだ
駆けつけてきてくれたその一族の少女は弟を超える実力者で、
これで兄を止めることが出来ると弟は安堵する
しかし、その少女の一族は妖怪化した人間も人間であることには変わりないので
殺さないという理念を持っていた
その理念に反発する弟と兄弟で殺しあうのはおかしいと言う少女は
戦い合うことになってしまう
戦いの末に弟は兄を殺したくないと思っていることに気づき、
少女の理念に賛同し兄を殺さずに止めることを決めたそうして凶行を続ける青年を止め、妖怪化を解くことに成功する二人
「必ず謝りに来る」という青年を二度と妖怪化しないように
少女の一族の更正施設(寺みたいなとこ)に送り事件は幕を閉じたのだったなんか良い話風に終わったけど下らない劣等感から自分で望んで妖怪化して
家族だけじゃなく関係ない人達まで大量に殺した青年を
改心したからって殺すどころか豚箱にすら送らずに済ませるのは納得できない
その改心も弟が殺したくないとか言いながらぶっ飛ばして妖気払っただけだから薄っぺらい
自分の家族と他家の一族の無念をすぐに忘れ去る弟もあれだけど、
家族だから憎みあうことなんかないはずと理想論ばっか言って
自分の理念が通らなきゃ力づくで通そうとする少女があれすぎてなんとも
この少女の「青年のこと色々言う人いるだろうけどそんな人に負けないで」という
被害者遺族が悪者であるかのような言い草がいい台詞みたいな扱いされてて後味悪かった
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988:本当にあった怖い名無し:2013/02/21(木) 05:23:29.31
- >>982
……妹はどうなったの?