マジカルバケーション
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342:1/3:2013/03/10(日) 06:01:55.49
- マジカルバケーションってゲームの話
主人公は魔法学校の生徒で、クラスメイトと担任とバス運転手とともに臨海学校に行った。
その夜、いきなり現れた謎の化け物によってクラスメイトや先生が異世界に送られてしまう。
いなくなった皆と合流して学校に戻るために異世界を冒険する、というのが大まかな目的。異世界に渡って最初の人形族が住む村で主人公は数人のクラスメイトと合流する。
村では最近人形殺しが流行っている。熱血クラスメイトが事件に首を突っ込もうとすると、
村長の孫娘から「余所者は首を突っ込むな。次の村へつながる遺跡を明日案内する」と言われる。村の宿屋に泊まった翌朝、人形族の死体が見つかる。
このときプレイヤーには犯人が宿屋だということが分かる。
孫娘の案内で主人公たちは遺跡へ向かう。先行して遺跡についた村娘の前に宿屋が現れる。
宿屋曰く「生き物はハートがなくなったり壊れたりした時に死ぬ。
逆に言えば死んでいてもハートがあれば生き返る。死んだ弟のために孫娘のハートが欲しい」
そう言った宿屋が孫娘に襲いかかるところに主人公が駆けつけ、宿屋は逃げる。
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343:2/3:2013/03/10(日) 06:03:19.31
- 遺跡の出口付近でボスを倒した後、再び宿屋が現れる。
ここでクールクラスメイトが「他人のことより、友達を探す方が大事」と先に一人で進む。
孫娘は「宿屋を告発して彼が処刑される様を見るぐらいなら自分が犠牲になる」と言う。
もちろんクラスメイトが孫娘を止める。宿屋は「宿で待つ」と言ってその場を立ち去る。
クラスメイトの制止を断って孫娘も村へ戻る。ここで主人公が先へ進むことを選ぶと、
次に村に行ったとき何故か宿屋のカウンターにいるのが孫娘で、
カウンターの端に動かなくなった宿屋が立てかけられてるだけでこの話は終わる。主人公が孫娘を追いかけて村へ戻ると、
先に進んだはずのクールが「お人好しめ」と別行動で戻ってくる。
宿屋の前に先回りしたクールが魔法で宿屋に重傷を与えて立ち去る。
怪我を負って孫娘に看病してもらえば
ハートが何なのか分かるだろうという荒療治のつもりだった。
ところが宿屋は自分で傷を広げて、後から駆け付けた孫娘と主人公たちに
「俺のハートを取り出して弟にいれてやってくれ」と言う。
しかしハートは本当は取り出せない物だった。主人公が宿を出るとクールが「これで少しは宿屋も懲りただろう」と言うので、
クラスメイトが宿屋は死んだことを告げると、
クールは「殺すほどの怪我はさせてない」とショックでその場から逃げる。
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344 :3/3:2013/03/10(日) 06:04:08.88
- このイベントがゲームの序盤で発生するので精神的に結構来るものがある。
他にも流行病で死んだ夫婦の息子が村八分になってる話とか
(選択を間違えないで進むと後味悪くならない)、
臨海学校で化け物に会うこと自体が校長の想定の範囲内で、
強い力の誘惑に勝てるようにわざと会わせた、
誘惑に勝って戻ってくる生徒が半分もいればいい
(残り半分は誘惑に負けてもいい)と発言するなど
なかなかに後味悪いイベントが多い。
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348 :本当にあった怖い名無し:2013/03/10(日) 09:16:45.51
- >>342
マジバケ持ってたわ
独特の世界観と深いストーリーに熱中したなぁ
名作中の名作
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362 :本当にあった怖い名無し:2013/03/10(日) 14:31:57.41
- >>342
まだおれが小さかったからか、あのパペットの最期は泣いたわ
どっちにしろ助けられないしな。
大好きなゲームだけど割と救いのないはなしが多かった気がする
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366 :本当にあった怖い名無し:2013/03/10(日) 23:18:43.59
- 補足
・見た目は人形そっくりな人形族は、死ぬと動かなくなる(本当の人形みたいになる)
・宿屋のカウンターの隅には、壁にもたれるような形で人形が置かれていて、
それを調べると宿屋は「それ俺の弟。今は訳あって動けないんだ」(意訳)と言う
・実は主人公たちが訪れるよりもさらに前に、弟は事故で死んでいる
・つまり宿屋は弟の死体をカウンターの隅に置いている因みに>>343のイベント後、宿屋の身体は弟の隣に並んで置かれている