視聴者参加型ドキュメンタリー

91本当にあった怖い名無し:2013/06/05(水) 00:57:11.79
10年以上前にテレビでやってた視聴者参加型ドキュメンタリー?番組が後味悪かった。

ある一家(父、母、一人息子(中学生))の話。
その家族は父が事業に失敗したか何かで金に困っており、
父は身を粉にして働いているが、借金の返済で首が回らない。
妻にも家計のためにパートか何かに出て欲しいと思っているが
妻は「私は病気なんですー!」「絶対に働くのはイヤ!」と言って働くことを全面拒否。
かと言って何か病名を診断されたわけではなく、妻が一人で「私は病気」と主張してる。
中学生の息子は、体育の授業で使用する靴(数千円)も用意できないような状態。

夫婦はスタジオに招かれ、芸能人たちに
「本当は体調そんなに悪くないんでしょう?そんな大声も出せるんだし」
「息子さんに学校のことで恥をかかせたらダメ」
と説得されて妻も働くことをしぶしぶ了承した。

しかし、その一家の後日談では妻は一転して労働を拒否。
「体調が悪いんですー!はーたーらーけーまーせーん!!」とのこと。
住んでいるところの家賃も払えなくなり、一家は離散。
息子は親戚の家に身を寄せることになった。
取材班が息子さんにインタビューしたら、
「お父さんに頑張ってって言うだけです」と吐き捨てる、で番組おしまい。

一家離散するレベルのお金の無さで
妻がちょっと働いたからといって状況が好転したとも思えないけど、
子供みたいに駄々をこねる母親と、母親のことを一切口にしない息子が気になって後味悪かった。
今は成人してるだろうけど、立派に育ってることを願う。