12人の浮かれる男(筒井康隆)
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909:本当にあった怖い名無し:2013/12/14(土) 00:46:56.44
- 筒井康隆 十二人の浮かれる男
うろ覚えなんで違ってたらごめん日本で陪審員制が採用された。
初めて陪審員による判決となるこの事件はある青年が人を殺めたという事だったが
明らかに犯行に無理がありどう考えても無罪だろ…というものだった。しかし十二人の陪審員たちは
この事件の判決は初めての事例として日本中から注目されているという理由で
ただ無罪とするのは良くないと考えだし
どうやって青年を犯人にするか?という方向になってしまう。はじめは反対していた人たちもだんだん感化されてありえないこじつけを展開していく。
(青年が犯行時間にいた場所と現場が離れすぎなのに
「全速力で走り抜ければいけるいける!」等)一人だけ生真面目な文房具屋の親父だけが最後までこれは公正な裁判だ、
マスコミや世間の目を優先するんじゃなくてちゃんと考えろと反対し続けるんだけど
ずっと黙っていた男が文房具屋は学校教材の仕入れでリベートを渡していた話を暴露し
遠回しに脅迫して親父は泣く泣く他の陪審員に同調、
かくして無罪の青年が有罪になるであろうオチを匂わせ終了。
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910:本当にあった怖い名無し:2013/12/14(土) 00:55:53.48
- 途中で陪審員の一人が青年の妻に
「無罪にしてやるから関係を持たせろ」と無理やり性交した、
と自慢?した場面もあった気がする
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911 :本当にあった怖い名無し:2013/12/14(土) 02:34:32.87
- ヒデー話だけど筒井康隆らしいというかなんというかw
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913 :本当にあった怖い名無し:2013/12/14(土) 12:15:28.97
- >>909
文房具屋の親父じゃなくて小学校の教頭