街の医者・神山治郎/「輸血ミス」
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261:本当にあった怖い名無し:2013/12/30(月) 05:39:54.53
- 高橋英樹が町医者役の二時間ドラマ
英樹は近所でも評判の町医者で、
ある日親交のあった家族の息子が大怪我をし英樹のところに運ばれてくる。
輸血が必要だと判断した英樹は、入念な血液検査をしB型の血液を輸血する
しかしその子供は治療の甲斐もなく亡くなってしまう。すると、その子の父親が
「息子の血液型はAなのにB型を輸血したのは何故だ!」と怒鳴りこんでくる。
その家族は両方共A型でB型の子供が生まれてくる訳がなく、
息子が死んだのは輸血ミスをした英樹にも責任があると訴えてきた。しかも英樹は以前勤務していた大学病院で、
担当患者が輸血ミスで亡くなっていた事を週刊誌の記者にすっぱ抜かれてしまい、
事実をはっきりさせようと衣服についた血液を鑑定にだしたところ、
A型だと判定されてしまい、英樹の医療ミスだと騒がれ、
親切にしてくれていた町の人達が手のひらを返したように冷たく当たるようになってしまう。
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262:本当にあった怖い名無し:2013/12/30(月) 05:40:53.69
- しかし、輸血ミスは英樹の上司が起こしていたもので、
問題を大きくすれば遺族はマスコミに追われたり
訴訟でまた負担を強いることになると言いくるめられ
おまけに当時の英樹は大病を患った妻を看病している身で
黙殺せざるを得なくなってしまう父の死の真相をしった女医は、改めて事実を公表しようとするが、
英樹は夫婦にこれ以上の苦しみを強いるのを憚り、今回も黙殺しようとする。そんななか、死んだ子の母親から遺書めいた手紙が届き、
急いで英樹は母親の元へ急ぐ
母親は首を吊ろうとしていたのだが、直前で食い止めることに成功、
母親は自分の子供の出生の真相を話し始める実は母親は不良グループにレイプされたことがあり、それを必死で隠していたのだが、
不運なことに妊娠が発覚、しかも子供の血液型は生まれてくるはずのないB型だった。
そこで、唯一真相を知っていた祖母が
「あんたは何も悪いことをしていないのだから気を病む事はない。」と、
出生の隠蔽に尽力していたのだ。英樹は自分の不祥事をすっぱ抜いた記者に、
「今回のことはすべて自分のミスということにして証言するから、
死んだ子供の出生には一切触れないでほしい。」
と取引をし、英樹は診療所を閉め、町を出ていこうとするのだが、
結局、母親が全ての真相旦那に告白し、
真実を知った町の住人が明るく英樹を出迎えるところで終わり。