ワッハマン(あさりよしとお)
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174:本当にあった怖い名無し:2014/03/02(日) 02:28:48.93
- 漫画家あさりよしとおのワッハマンというギャグ漫画の
とあるストーリーが後味悪かった。ワッハマンははるか昔アトランティスで作られた、全身オリハルコンの人間兵器。
見た目は人間のようだが、ドクロのような顔をしており、全身金色。
彼は記憶を失い、長い間眠り続け現代にて目を覚ます。記憶を無くしていても、日常生活の記憶は残っており、
食事や入浴、睡眠などを行う。
強い衝撃を受けると、ワッハマンはある人物を殺すという使命を思い出し、
攻撃してくる対象に襲いかかる。基本的に一話完結で、いろんな場所に出没して、
人を助けるなりして立ち去って終わる。
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175:本当にあった怖い名無し:2014/03/02(日) 02:35:22.65
- とある、取り壊される学校の庭で、一人の少年が、少女の銅像に話しかけていた。
「君は美しい。銅像の君に恋する僕はおかしいかもしれないけど、本気だ!
でも廃校になったこの学校はもうじき取り壊される。さようなら、僕の初恋のひと。」その横ではため池で体を洗うワッハマン。
自分の告白を聞かれていた少年は恥ずかしがる。しかし、ワッハマンの容姿を見て少年は、
ワッハマンを困っている自分を助けてくれる神様だと思い込む。少年はプリンとコッペパンの交換に、
明日の工事で銅像が壊されないようにワッハマンに見張りをお願いする。
ワッハマンは意味がわかっていないが了承する。
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176 :本当にあった怖い名無し:2014/03/02(日) 02:37:56.16
- 翌日、解体作業員達に銅像の前で直立不動になり立ちはだかるワッハマン。
何か理由があるのだろうと、解体作業員は聞く。
しかし、ワッハマンは少年との秘密なので口を開かない。痺れを切らした解体作業員はワッハマンを鉄球で幾度と投げ飛ばす。
強い衝撃を受け、キレたはワッハマンは鉄球を投げ返しクレーン車を破壊する。負けを悟り、解体作業員は「ワシも男だから何も言わん。好きにしろ。」と立ち去る。
勝利に笑うワッハマンだが振り返ると、粉々に粉砕した銅像が・・・。
鉄球を投げ返した時の衝撃で破壊してしまったのだ
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186 :本当にあった怖い名無し:2014/03/02(日) 11:01:17.57
- 夕方、ワッハマンは少年に土下座をして謝る。
少年は目に涙を浮かべつつも
「これで良かったんですよね。
僕の思い込みだけで彼女を居場所のないまま長らえさせるよりは。
形がなくなったことで、彼女は永遠に僕の心の中で生き続ける。
そうですよね。神様!」
と微笑む。
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189 :本当にあった怖い名無し:2014/03/02(日) 11:04:32.71
- その言葉に涙を流すワッハマン。
そのワッハマンを解体作業員が
「話は聞いちまったけどよ、あのガキのためにはこの方が良かったんだよ。
な、気にすんなって!」
と慰める。泣くなワッハマン。たまにはこういう事もあるさーで終わり。
基本的に描写やセリフもギャグテイストなんだけど、
解体作業員が謝りもせず慰める所とか、お前が言うなよ!って胸糞でした。