長い暗い冬(曽野綾子)
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430 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/01/02 22:24
- 誰かこの話、聞いたことありますか?
私は子供の頃、弟から聞いたんだけど弟も子供だったもんで(あたりまえだけど)
細部があやふやでよく分からないんだよね。
くわしく知ってる人がいたら教えて欲しい。小学校低学年くらいの子供をもつ父親がいた。
母親は、離婚したか死別したかでいなくなっている。
で、父親は会社で仕事が忙しいこともあっていつも帰りが遅くなるんだけど、
家に帰るといつも子供がかちかち山の絵本を読んでいる
なんだかその様子がおかしいと、父親は漠然と感じはするが、
仕事のことで頭が一杯になっていたのでそのまま子供のことは放置しておいた。でも、そのうちに、いくらなんでもおかしいと思うようになった。
子供がいつもいつも、とりつかれたようにかちかち山の絵本を読み続けているから。
それで、子供から、そのかちかち山の絵本をとりあげてよく調べてみた。
そしたら、その本は落丁本で、話の終わりのページのあとに
たぬきがおじいさんを騙して、殺したおばあさんの肉を食べさせるシーンが、もう一回入ってしまっていた。子供はもう気が狂っていて、
話が終わって、落丁のページの部分のおばあさんの肉を食べるシーンを読んだら、
話の途中の、同じシーンまで戻っていってまた終わりまで読むといったぐあいに、
えんえんと同じところをループさせて読んでいたのだった。
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433 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/01/02 23:47
- このカキコ見て思い出したが、かちかち山ってお婆さんの肉をお爺さんに食わせるんだよな。
それだけで後味の悪い話だ。今の子供も読んでんのかね?
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440 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/01/03 00:09
- >430
曽野綾子「長い暗い冬」
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450 名前:430 投稿日:02/01/03 00:44
- >>440
うわあ。ありがとう。
小説だったんだね。さっそく読んでみる。