O美さん
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203 名前:AAA 投稿日:02/09/17
16:15 - 今、期末テストのただ中で。
私は、厨房の頃の あの事件を思い出す。厨房三年ともなると、今まで勉強のべも思わなかったやつも途端に頑張り始める。
なんつーか、誰よりもイライラ先にしてるのは親や先生なんですね。
イライラ イライラ八つ当たりする先生、腫れ物に近づくみたいにびくびくしてる親当の本人の私達は、それみててばかじゃねーの?っていう雰囲気でした。
受かるときは受かる、落ちるときは落ちる。時には平然と「あの子は落ちる。あの子の学校はレベルが低い」とか
井戸端会議してるおばちゃん達を参観日に見つけては、舌打ちしてました。そしてだんだん学期末ににちかづくにつれ、大人のイライラも最高潮。
こんだけ周りがイライラしてると、こっちもイライラしてくる。だんだん、すさむヤツはすさんでくる。
で、そういう奴らのはけ口がいじめ
だった。
- 204 名前:AAA 投稿日:02/09/17 16:15
- その時の学年で、O美さん・・て人いて。おとなしいヤツで、
夢は少女漫画家って言ってたような気がする。その子がはけ口の標的だった。
名前はO美からゴリラみたいな顔だからってゴリ ゴリ子と呼ばれ始めた。一番ひどかったのが、性格悪くて有名なF子グループだった。
O美の机には、朝見るとウ*コとかお*っ*とかかかってる。
O美が泣きながらふくと、調子のりが歌い出す。「飼いゴリラの糞は 飼いゴリラが自分で処理しましょーー!!
- 208 名前:AAA 投稿日:02/09/17 16:21
- それで、O美が保健室とかへ逃げると、
全部大体そいつらのたまり場だから決まって捕まる。トイレに顔を突っ込まれ、便器に顔をなすりつけられたり、
きちがいの演技を教壇の上でさせたり、レディースコミックを読ませられたり、
耳をふさいで震えているO美に、
F子が「親切したげる」と言ってホッチキスで耳を閉じたりされていたらしい。
- 210 名前:AAA 投稿日:02/09/17 16:26
- ある日、親友からO美のことで相談を受けた。
前部活が一緒で、電話番号を教えていたことがあったらしい。するとその日から、毎日 毎日電話がかかってくるんだそうだ。
さいきんじゃきちがいになって、夜中に何回もかけてきて、
訳のわからないことを電話してくるらしい。親友がO美と同じようにノイローゼになったら洒落にならないので
気が進まないけど、ガツンと言ってくるてことで放課後、O美を呼び出した。
- 211 名前:AAA 投稿日:02/09/17 16:28
- 放課後。
こっちからO美の方へ赴くと、いつも開いているのに鍵がかかっている。ふと、なぜだか鳥肌がたった。思いっきり鍵のところを蹴り壊し、中へはいった。
と
そこにO美はいた。制服は切り裂かれて、ぼろぼろであった。
髪の毛は、そこらじゅうに束になって抜けていた。肉片が、髪についていた。「おい・・・」
うつろな顔をして、O美は振り返った。はっきりいって気持ち悪かった。
人間の顔とは思えないような顔になっていた。「話って何?」
親友はまだ来てないが、とりあえずいっとこう。
私は本当に怖かった。クラスが違うかったから噂にしか聞いてなかったけど、
とてつもなく気味の悪い感じがした。失礼だけど。「あのさ、**のことなんだけど、O美が毎日怖いぐらい電話かけてるから
今にもノイローゼになりそうなんだよ。頼むからさ、やめてやってよ。
- 212 名前:AAA 投稿日:02/09/17 16:29
- すると
O美は笑って言った。
「何てこと」
「!?」「あなたが私達の友情を壊していたのね!!最近**は私のことをさけている。
あなたが何か言ったんでしょう!!!!むるくむるくむるくむるくむるくむるくむるく・・・」
だんだんO美は頭を上下に降り始めまた。
私は本当に恐怖で足がすくんだ。
こいつはやばい!!そしてO美は叫んだ。
「みんなみんな呪い殺してやる!!!!!!ぃやあはははあはははははははははははははは」そして笑ったまま落ちた。
助からなかった。
しかし、この話はまだ終わっていない。これがすべての始まりだったと言っても過言じゃない。
また書く決心がついたら書きたいと思う。