はじめての家族旅行

64 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日::03/04/22 00:02
年バレだけど、今から30年前くらい前に読んだ漫画が、忘れられなくて後味ワルー。

タイトルは「はじめての家族旅行」
主人公の女の子(小学生高学年くらい)は旅行の朝、自分のハンカチ(?)にアイロンをかける。
家族は出発。車の中(電車かも)で母親が「ちゃんとアイロン消してきた?」と尋ねると、
女の子は硬直。アイロンを切り忘れて来たのだ。
(「○○ちゃ~ん、もう行くわよ~」と呼ばれ
 「はーい」と駆けだした時に立てていたアイロンが倒れるシーンもある)
真っ青になるが、今さら「消し忘れた」とは言えない女の子は不安なまま、旅行を続ける。
船の甲板(?)でぼんやり考えていると知らないおやじが近づいてきて
「お嬢ちゃん、心配事かい?」みたいなコトを聞いてくる。
女の子は「火事になったらどうなるの?」と聞くと
「そんな時は自然に雨が降って消えるもんさ」と勝手なことをいうおやじ。女の子は安堵する。
同時刻、女の子の家は全焼。その後に雨が降り出し「今さら降ってくるなんて」と近所の人が言う。
以下次号に続く。あるいはこれで読み切りだったかも。
とにかく、子供心に暗く、救いのない内容で怖かった。「小学○年生」みたいな雑誌だったのかも。
とにかくマイナー。作者も雑誌も、結末も(連載なら)わからずで後味悪すぎ。
誰か覚えてない?恐怖の追跡に依頼したけど、未だ返事なし。


70 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日::03/04/22 02:01
>>64
そのマンガ覚えてます。
船の甲板で知らないおやじが「神様がちゃーんと見ててくれるよ」みたいな事を言って安心させ、
船の行く手(港の方)が雨雲に覆われてるのが見える。
少女がそばを離れると親父は酒瓶を片手に飲んだくれる。(酔っ払いの戯れ言だった)
ラストは家が全焼してやじ馬たちが遅すぎる雨を嘆いてるシーンで終わり・・・で
読み切りだったと思います。主人公の少女と同じ位の年に読んだので印象に残ってます。

88 名前:64 投稿日::03/04/22 08:55
>70
ああ、初めて手がかりらしいレスがついた!多謝!!
これって、ここで終わりなんだっけ?なんか、暗い絵じゃなかった?
感じからして男性漫画家。なんの雑誌だったかまったく覚えてない。わかったところで
到底コミック化されてないだろうし。つか、誰も買わねーな(汗)

405 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日::03/05/03 01:05
前に「はじめての家族旅行」という不気味な漫画の作者がわからなくて
後味悪いと書いた者ですが、ごめんなさい。
今日後味スッキリって感じで作者が判明しちまいました。
なんか30年前にあんな暗い漫画が「なかよし」に載っていたってことがびっくりです。
なんでもガロでデビューした女性作家らしいけど、なんかレディコミの走りみたいな人らしいです。
で、その作家って誰かって?
書かない方が後味ワルーで、いんじゃないかと(w