まんが日本昔ばなし/キジも鳴かずば
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42 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/05/25 03:41
- 既出かもしれないけど友人から聞いた、日本昔話の後味の悪い話。 
ある所に年老いたじいさんとその孫娘(6歳くらい)が仲良く暮らしていた。 
 二人は貧しかったがとても幸せだった。
 ある年の正月にじいさんは孫に彼女が大好きな小豆を買って来てやっ
 た。孫は大喜びで小豆御飯を食べた。
 次の日、余りの嬉しさに孫は家の外でまりをつきながら
 「小豆御飯を食べた~」と歌っていたら近所のおばさんがそれを聞いた。
 実は昨日、小豆が盗まれる事件があったのだ。
 おばさんの通報によりじいさんは罪人として連れていかれてしまった。
 孫の為にほんのひとにぎりの小豆を奪ってしまったじいさんは人柱として埋められることになってしまった。
 孫は自分があんな歌を歌わなければじいさんが死罪になることもなかったと非常に悔やみ、
 それ以来彼女は口をいっさい閉ざしてしまった。何年かして孫は成長し山で山菜採りをしていた。その時に1人の猟師と遭遇した。 
 猟師は娘に1人でこんな山奥に入るのは危険だと注意したが
 娘は軽くおじぎをするだけでやはり言葉を発することはなかった。
 暫くして娘は一羽の鶴を発見する、鶴はケーンと鳴き空へ飛び立った。
 とその直後に鶴は先ほどの猟師に撃たれて死んでしまった。
 何十年も喋ることの無かった娘はそれを見て鶴に言った。
 「あなたも黙っていれば死ぬことはなかったのに。。。」と。
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43 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/05/25 04:15
- 鶴でなく雉では。ケーンってないとるし。 
 たしか雉も鳴かずば撃たれまいって格言の元
 とか。





