運命が流れ込む
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906 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/11/24 13:58
- 有名な怪談集で読んだ話です。
Aは人の死ぬ瞬間が見えてしまう体質。
ある日、同窓会でBに会ったところ、Bがもうすぐ交通事故で死んでしまうことを知る。
「気の毒だな」とは思ったもの、介入するつもりもなかった。
別れ際にさすがに少し気になり、「まあ元気でな」といいながらBの肩をたたいた。
その瞬間、Aは異様な感覚に襲われた。
Bの、もうすぐ死んでしまう運命が、Bに接触した手を伝って
自分に流れ込んできた、という確信だった。
予知はさらに鮮明になり、Bをはねるはずだった白い車の映像さえハッキリと見える。
以来、Aは細心の注意を払い、事故に巻き込まれれぬようにつとめた。
だが、とうとうその日がきてAは交通事故に遭う。
しかし、なんとか一命はとりとめた。という話。
手を伝って運命が流れ込んできた、というところでゾーっとしてしまった。
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907 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/11/24 14:00
- ちなみにその怪談集は著者と知人の体験を集めた実話、ということになっている。
文章もよくて、めっちゃ面白い。
もしかしてさんざんガイシュツだったらゴメソ。