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571 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/05/25(水) 03:06:52
- んじゃ、リクあった「D」の粗筋。
主人公「川俣」は、旧ソ連の特殊部隊からの脱走兵。
脱走の際、相棒の科学者とともに、軍が機密に開発したパワードスーツを
盗み出しているが、平和ボケの日本においてはそれを使う機会もなくくすぶっている。
そんなある日、隕石から現れたスライム状の生物が人間に寄生、
怪物と化して歌舞伎町で暴れまわる事件が起きる。
パワードスーツに身を包み、街へ繰り出す川俣。
しかし、彼の目的は、人命救助ではなく、
思う存分殺戮と破壊を楽しむことと、パニックのどさくさでの「火事場泥棒」。
彼の撃つ銃弾は、怪獣のみならず、街に溢れる一般市民にも降り注ぐ。
その後にも、同種の事件が各地で頻出する。
こうして、彼らの謎の生物との、決して正義ではない戦いがはじまる。
戦闘の最中、腕を失い、足を失い、最早パワードスーツを身に纏うことが難しくなった
川俣は、かつて刑務所で知り合いとなった伊庭を後継者として選び、徹底した訓練の末
パワードスーツを使いこなせるよう仕込むことに成功する。
そんな最中、再び現れるスライム。
しかし、戦闘の最中、川俣はとうとう命を落としてしまう。
…いや、正確には、死んではいなかった。
相棒のてにより、培養液に漬けられて、川俣の脳だけは、生きながらえていた。
最早ただ装置ごしに会話をするのみになった川俣に、ことの真相が伝えられる。
相棒はすでに裏切っており、川俣を政府に売っていた。
その上で、伊庭に川俣の技術を継がせるよう仕向け、今回の無茶なミッションで
邪魔者となった川俣を葬り去ろうとしたのだ。
そして、脳だけ取り出し、どうにも抵抗できない川俣を、
今後はただアドバイザーとして永久に「生き続け」させられるのであった…。…駄目だ。本編の後味の悪さがいまいち表現できない。
ま、個人的には、B級特撮映画としても秀逸の映画だと思うので、暇な人は本編を見て
鬱になってくれ。
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574 名前:554 投稿日:2005/05/25(水) 05:49:11
- >>571
雰囲気は解りましたよ! ありがとう。外道の闘いですな。
イヤ~な感じのする主人公に、更に上には上を行く的なワルが登場して、
気分悪くなるタイプの話ですね。
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610 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/05/25(水) 19:07:58
- >571には悪いが、お世辞にも「D」は秀逸とは言いがたい・・・というか
「金とってこんなもん見せるな!」ってレベルの映画だった。当時珍しいデジタル方式上映だっていうんで大森の小さい映画館に
見に行ったが、物語の暗さよりもその余りのチープさに場内埋め尽くした
オタ連中(俺も含む)一同憮然としていた事を覚えている。そこに追い打ちの如く、オマケとして監督のインタビュー映像なんぞを
追加上映しやがった。得々として自作を褒めそやすデブ監督。
それを殺意すらこもった目で見つめる、監督に負けず劣らずのデブ集団
(俺も含む)。あそこが一番後味悪かった。
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629 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/05/25(水) 23:38:23
- >>571
最後は相棒が研究所だかに爆弾をしかけて、川俣を改造したやつら(と、川俣)もろとも
爆破するんじゃなかったっけ。
「お前をこんなにしたやつらを巻き添えにできて本望だろ?」って感じで。まあなんにせよキツい作品だった。