幽霊を殺してしまった

791 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/06/19(日) 18:42:33
タイトル忘れた、短編小説。

高校生の女の子、成績は優秀でかなりの美少女。
実母は少女が幼い頃に精神病院で死亡、父親とその再婚相手と暮らしている。
少女がある晩起きると、白い服を着た青白い顔の女が立っていて自分の名を呼ぶ。
表情はなく、面のような顔が闇にぼーっと光っており恐ろしい。
あれは実母の霊ではないかと親に話したが、とりあってもらえない。
それどころか義理の母は、母親が精神病で死んだからこの子もやはり…というような話をしだす。


792 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/06/19(日) 18:42:44
少女は自分が精神病なのか悩み、先生に相談する。
先生は普段から素行も良い少女が嘘を付いているとは思えないので、相談に乗った。
とりあえず少女の家に行き、どのあたりで幽霊を見たのか聞くと
「寝ている間にドアを開けて入ってきた」という。
おかしいと思った先生は、ふと階段の下の物置に目を留める。
そこには何が入っているのかと少女に聞くと、少女は
「あそこはネズミが出るから近寄るな、と義母に言われています」
という。あえてその物置をあけると、白い服と蛍光塗料を塗ったマスクが出てくる。
幽霊が少女を精神病院に入れようとする義母の仕業だと確信した先生は、
今晩幽霊が出たら必ず先生のところに電話をするように言って、帰っていった。

その晩、少女は義母を殺して死体にマスクと白い服を着せ先生に電話をする。
「先生!私幽霊を殺してしまったみたいなんです!幽霊が血を流すなんて…」
すべては少女が義母を殺すための計画だった。


793 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/06/19(日) 20:14:23
美少女、これからが勝負どころじゃね。
見事、警察の目をあざむけるか?
読者にだけ解るように、美少女のささいなミスが解るように
さりげな~く書かれてたりしたら、より効果的

794 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/06/19(日) 20:28:21
出血するような殺し方したんじゃあ
マスクや服の後装着は無理があるんじゃないかねー

795 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/06/19(日) 21:07:00
優秀で計画性もあり、冷静な美少女のようだから
完全犯罪を期待したいところだが…将来がコワイけど