ソナチネ
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326 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/08/19(金) 12:44:24
- ちょっとマイナーな映画の話を
「ソナチネ」ってカナダ映画。武のじゃないよ中学生くらいの女の子二人が主人公
二人はちょっと不良な感じで、周りの世界から耳を塞ぎ
親や学校、自分を理解してくれない世間を見下して拗ねてて、
起こるはずのない、自分を救ってくれる何かをずっと期待して
待ち続けている様な世間知らずの女の子。二人はそれぞれ中年の男に恋をするんだけど、
お互い失恋しちゃって、それでもまだ世の中に何かを期待してて
「誰かがとめない限り私達は死にます」と書いたプラカードを持ち地下鉄に乗り込む。
でも二人を救おうとする人は一人もいなくて、そのまま二人は睡眠薬を大量に飲んで死んでしまう。
そのまま電車はずっと走り続け、乗員が居なくなっても彼女達は電車に取り残されたままだった。自分たちの存在に気付いてもらおうとしても、
最後に残ったのは彼女たちが死んでも
無関心な世界は何事もなく続くと言う現実だけ。
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327 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/08/19(金) 13:14:47
- >「誰かがとめない限り私達は死にます」と書いたプラカードを持ち地下鉄に乗り込む。
ここちょっと笑えたw見た人絶対ドッキリだと思うよw
たぶん俺が見たとしても止めないかな。
頭のおかしい人だからかかわらないようにすると思う。
それが悪い事だとも思わないし。
もし2人が死んで自分が声かけなかったせいでも罪悪感はない。
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328 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/08/19(金) 14:03:15
- 集団リストカットする自意識過剰の馬鹿女子中学生思い出した
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341 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/08/19(金) 22:58:54
- 明らかに社会不適応者だから、死んでもかまわないと思う。
後味がどうこうじゃなくて実にどうでもいい映画だ、
金を払って見た奴が怒り出しそう。
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348 名前:326 投稿日:2005/08/20(土) 00:38:21
- >>341が言う通り、この映画は社会に馴染めなかった人間の末路を
教訓的に描いているのと同時に、
「大人と社会の無関心さと排他性が子供を殺す」
と言ったことをテーマとして作られているそう。真面目に社会に従事してる人にとったら、
自分が殺したみたいに思われて「そんなこと言われても…」と後味悪くなるかなと
大半の人は怒るか呆れるのかもしれないけどまあ所詮映画の話なんで真面目に相手する必要もないんだけどね
ちなみにこの映画の監督はミシュリーヌ・ランクトと言う女流監督。
この映画で84年のベネチア映画祭で新人賞を受賞したけど
映画に携わったのは恐らくこの一本だけ。
個人的にはテーマなんかは考えず、二人の女の子の青春映画として観れば
雰囲気や登場人物が凄くいい感じでかなり大好きな映画。